サイバーエージェント、米国向けの個人間ECプラットフォームの10secに約1.6億円を出資

サイバーエージェントは、将来的な規模拡大や事業提携などを総合的に判断し、米国向けに個人間のECプラットフォームを提供する10secに出資
よろしければこちらもご覧ください

サイバーエージェントは5月2日、米国向けに個人間のECプラットフォームを提供する10secが実施した第三者割当増資を引き受け、約1.6億円を出資した。10secは画像共有アプリ「Instagram」を使ったCtoCのECプラットフォームの運営を手掛ける企業で、サイバーエージェントは将来的な事業拡大の可能性、事業提携や協業などを総合的に検討し、出資を決めたという。

10secが提供するプラットフォームの名称は「10sec」で、現在現在ベータ版として提供。米国では「#(ハッシュタグ)」を活用した「Instagram」内での個人出品が増加しており、14年夏の正式サービスリリースを目指して開発を進めている。

サイバーエージェントが今年3月に実施した創業2年未満のスタートアップ企業を対象としたビジネスプランコンテスト「第1回 スタートアップ版あした会議」で、10secは厳選された10チームの中から優勝を獲得している。

10secのサービスは、手数料ゼロ円、最短10秒で商品出品が可能で、安心して取引ができる売買サポートを特徴としている。市場規模や将来的な事業拡大の可能性が高いため、サイバーエージェントは出資を決めたという。

10secは13年7月の設立のスタートアップ企業。東京都目黒区に本社を置いている。

記事カテゴリー: