東急ハンズが「ワンドウ」で商品販売を開始、中国向け越境ECを強化

商品の良さをコンテンツを通じて紹介、SNSやKOLを通じて認知度高める
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東急ハンズは10月20日、インアゴーラが提供するショッピングアプリ「ワンドウ」で、中国ユーザー向けに取扱商品の一部販売を開始した。インアゴーラでは現地SNSやKOL(Key Opinion Leader)を通じて、中国のユーザーへの商品認知なども行ってくれるため、東急ハンズではまだ中国で認知度の低い商品を「ワンドウ」を通じてPRすることで、中国への販売を強化していく。

東急ハンズでは、2015年6月から、日本のECサイトに海外向け購入代行サービス「BuySmartJapan」を導入し、海外向け販売を開始している。今回は、単に陳列・表示するだけでなく、1つ1つの商品の良さをコンテンツを活用して多角的に紹介しながら販売することで「東急ハンズ」の商品を中国ユーザーに届け、日本のライフスタイルを提案していく。

「ワンドウ」は2015年8月に開始し、すでにユーザー数は約100万人、1日の最高注文数は5000件を突破している中国向けショッピングアプリ。花畑牧場や源吉兆庵、HACCIなどが出店しており、取扱商品数は3000SKUを超えている。2015年11月には「京東(ジンドン)」や「美麗説HIGO(ハイゴ)」と戦略的業務提携を締結し、「ワンドウ」以外のユーザーに対しても、自社ブランドと商品を効率的に訴求することができるようになっている。

インアゴーラが提供する中国向け越境ECプラットフォームの仕組み
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