藤田遥 2022/10/3 7:00

ヤフーは、10月10日の「釣りの日」に向けて釣りに関するアンケートを実施、調査結果とフリマアプリ「PayPayフリマ」における釣り関連商品の消費動向、購買ニーズを発表した。

コロナ禍で釣りに脚光。前年より約2.3倍増加

「PayPayフリマ」では、2021年9月~2022年8月における「釣り」カテゴリーの購入金額が、前年同時期と比べて約2.3倍となった。

PayPayフリマ フリマアプリ 釣りカテゴリーの購入金額
「PayPayフリマ」における釣りカテゴリーの購入金額(出典:ヤフー)

ヤフーは、以下の要因が重なった結果「釣り」カテゴリーの購入金額が増加したと考えている。

  • コロナ禍で密を回避できるアウトドアレジャーに注目が集まった
  • 女性やファミリー層がコロナ禍でも楽しめる趣味として新たに始めるケース
  • 人との接触を避けるため、オンラインで買い物をする人が増えている

アンケート調査で、釣り経験者に「釣りを始める際にどの道具から揃えたか」聞いたところ、1位が「ロッド、釣り竿」(38%)だった。釣り初心者が「PayPayフリマ」を活用して、中古の釣り道具を手頃な価格で入手していると考えられるという。

取引総額トップの釣りアイテムは「ルアー(疑似餌)、フライ」

「PayPayフリマ」でアイテム別の購入割合を見ると、取引総額が最も高いのは「ルアー、フライ」(41%)、次いで「リール」(33.3%)「ロッド、釣り竿」(9.6%)だった。

ルアー、フライ

消耗品という点に加え、各メーカーから性能の良いアイテムが続々と登場するため、最も購入されていると考えられる。「PayPayフリマ」ユーザーも新作を検索しているようすが多く見受けられるという。

PayPayフリマ フリマアプリ PayPayフリマにおける「ルアー、フライ」の検索結果
「PayPayフリマ」における「ルアー、フライ」の検索結果(画像は「PayPayフリマ」からキャプチャ)

リール

「どのような釣りがしたいか」「どういった魚が釣りたいか」などが決まっていない場合、まず中古品を手ごろな価格で入手する需要があると考えられる。

PayPayフリマ フリマアプリ PayPayフリマにおける「リール」の検索結果
「PayPayフリマ」における「リール」の検索結果(画像は「PayPayフリマ」からキャプチャ)

ロッド、釣り竿

2021年9月~2022年8月の「ロッド、釣り竿」の購入金額は、前年同時期と比べて約3倍に増加しており、初心者のユーザーが中古品を購入したと考えられる。

PayPayフリマ フリマアプリ PayPayフリマにおける「ロッド、釣り竿」の検索結果
「PayPayフリマ」における「ロッド、釣り竿」の検索結果(画像は「PayPayフリマ」からキャプチャ)

「フィッシングベスト」「引退セット」の注目も高まる

ライン(釣り糸)、ルアー、カッターなどの小物が収納できる「フィッシングベスト」の購入者が増加しており、2022年8月の購入者数は前年同月比で約2.5倍となった。

PayPayフリマ フリマアプリ PayPayフリマにおける「フィッシングベスト」の検索結果
「PayPayフリマ」における「フィッシングベスト」の検索結果(画像は「PayPayフリマ」からキャプチャ)

釣りを辞めることを「引退する」と表現することも多々あり、「釣り 引退セット」として今まで使っていたアイテムを一式販売しているケースが見受けられている。

これらを購入することで、釣りに必要な道具をまとめて手軽に入手できるため、初心者からの注目が高まっているという。

PayPayフリマ フリマアプリ PayPayフリマにおける「釣り具 引退セット」の検索結果
「PayPayフリマ」における「釣り 引退セット」の検索結果

アンケート調査について

  • 調査期間:2022年8月31日~9月4日
  • 調査対象:10代以上の男女1952人
  • 調査方法:ウェブアンケート
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