アパレル各社が保有する在庫を仕入れ6割以上の割引率で販売するアウトレットEC「ロクゼロ」とは

ミエルカオムニバスはアウトレットEC「ロクゼロ」をオープン。全国の企業で廃棄されてしまう新品未使用のアパレル在庫を仕入れし、常時60%以上の割引率で販売する
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ミエルカオムニバスはこのほど、運営するアウトレットECサイト「ロクゼロ」をリニューアルオープンした。

「ロクゼロ」は全国の企業で廃棄する新品未使用のアパレル在庫を仕入れ、常時60%以上の割引率で販売する。

オープンした「ロクゼロ」

ミエルカオムニバスはレディースを中心にアパレル各社が保有する在庫を仕入れ、「ロクゼロ」で販売する。事業を通じて、購入者と共にSDGs(持続可能な開発目標)への寄与を実現しやすくすることが狙い。

ファッションと環境の共生を目指すサステナブルな事業展開をめざしている。「ロクゼロ」の名称は、価格設定を常時60%(以上)割引としていることから名付けた。 

環境省によると、2020年に日本の家庭や事業所で不要になった衣類のうち廃棄されたものは全体の65%にあたる51万トンに上るという。これらの68%は焼却または埋め立てされており、CO2排出や土壌汚染の一因と言われているようだ。

全世界では、ファッション業界から排出されたCO2は約21億トンとも言われている。地球の平均気温上昇を1.5℃未満にするためには、ファッション産業は2030年までにCO2排出量を半減させる必要があると言われているようだ。一方で、 コロナ禍の影響でアパレル各社は大量の在庫を抱える結果となり、衣類の焼却・埋立て処分は更に増加しているとみられる。

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