130億円売り上げる「快適生活」のライフサポートに措置命令、ダイエットサプリの優良誤認表示で

ラジオショッピング番組内で「4粒で1000キロカロリーカット」などと表現、優良誤認表示に該当する行為と消費者庁が判断した
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消費者庁は2月17日、根拠がないにもかかわらずラジオ番組内でサプリメントを飲むだけで痩せられるなどと宣伝していたことが景品表示法4条(優良誤認表示)に規定する行為に該当するとして、食品などのラジオ通販を行うライフサポートに対し再発防止などを求める措置命令を出した。

消費者庁によると、ライフサポートは2013年4月から同12月の間、FM放送のラジオショッピングコーナー「快適生活ラジオショッピング」内で、サプリメント「キャルッツ1000」を紹介。

「食べ過ぎたと思ったその場で飲んで、お茶碗およそ3杯分のご飯の炭水化物をカット。余分なカロリーが余分な脂肪になる前にすっきりほとんどなかったことにして、1か月でマイナス10キロ以上を達成した方もいらっしゃる」「白インゲンマメから抽出された大注目のダイエット成分、ファベノールフォースが、ご飯やパンなどに含まれる炭水化物を、なんと4粒で、1000キロカロリーもカット」などと宣伝していたとしている。

ライフサポートは2001年に設立。ラジオショッピング番組「快適生活ラジオショッピング」や、新聞紙面を使った広告などで売り上げを伸ばし、2014年6月期の売上高は130億円となっていた。

処分の対象となったサプリメント「キャルッツ1000」
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