受講者1万人目指すEC入門セミナーを開始、中小企業基盤整備機構が全国で

ECに興味を持つ事業者向けに全国でセミナーを実施、1万人の受講者を目指す
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中小企業基盤整備機構(中小機構)は今年4月から、ネットショップに興味のある事業者向けに「eコマース入門セミナー」を全国で開催する取り組みを始めた。入場は全会場とも無料で、受講者数合計1万人を目指す。

セミナーは中小機構の販路開拓支援アドバイザーと共催企業の講師の2名が行う。販路開拓支援アドバイザーは得意分野の話をし、共催企業は自社のサービスを使った売り上げ拡大方法などを紹介する。共催企業には、ヤフーや楽天、GMOメイクショップなど。詳細については中小機構のホームページから確認できる。

来年3月まで全国で中小機構が中心に主催するセミナーを行うほか、全国のネットショップ団体や勉強会などに参加するEC企業を50社ほど集めてワークショップ形式の講座も開催する考え。ワークショップから実際に売り上げを高めたEC企業を作り出すことで、来年以降のセミナー継続にもつなげていく。

 「ネットで売りたいけれど、やり方がわからないという地方の中小企業は多い。こうした企業に情報を届けることで、企業の活性化につなげていきたい」(中小機構販路支援部販路支援課 池田教課長代理)としている。

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