銀聯カード決済の提供をEC・実店舗向けに開始、ソフトバンク・ペイメント・サービス

EC向けにはすでにベリトランスなどが提供しているが、実店舗向けと合わせて提供するのは業界初
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決済代行のソフトバンク・ペイメント・サービス(SBPS)は10月16日、「UnionPay(銀聯・ぎんれん)」のメンバーシップライセンスを取得し、2016年1月からECサイトに対して銀聯カード決済サービスの提供を開始すると発表した。

2016年春には実店舗向けにも銀聯カード決済サービスを提供する予定。銀聯カード決済はすでに、ECサイト向けではベリトランスやオリコなどが提供しているが、実店舗もあわせて提供するのはSBPSが業界で初。

中国からの越境EC市場が拡大しているのに加え、東京オリンピック開催に向けて訪日中国人がさらに増えると予想されている。SBPSは、実店舗とネット向けに総合的な「銀聯カード」決済サービスを提供することにした。

銀聯カード決済は中国で最も普及している決済で、2015年の第1四半期にカードの累計発行枚数は50億枚超、取扱金額は約1兆9000億ドルで世界1位のシェアになっているという。

銀聯カード決済サービスのイメージ
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