「現在のところカード情報の漏えいは確認されていない」 ベネッセHDがサイト上で告知

7月24日時点ではクレジットカード情報の漏えいは確認されていないとするコメントをコーポレートサイト上に掲載した
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ベネッセコーポレーションの顧客情報が外部に流出した問題で、ベネッセホールディングスは7月24日、現時点ではクレジットカード情報の漏えいは確認されていないとするコメントをコーポレートサイト上に掲載した。7月22日に行った会見の後、一部報道などでカード情報の漏えいについての可能性を指摘されていた。

コーポレートサイト上で掲載されている「多く寄せられたご質問」コーナーで7月24日、「クレジットカード情報の漏えいはないですか」という設問を更新。それに答える形式で、現状について回答した。

サイト上では「現時点で確認できているところでは、クレジットカード情報や有効期限、銀行口座の情報、郵便局の口座情報、支払いの記録は漏えいしたデータに含まれていない」と記載。金銭的な被害を受けたという報告についても、現時点では確認されていないとしている。

ベネッセホールディングは、「警察の捜査状況を含めて調査していく」とコメントした。

同社は7月21日、ECサイトの「ベネッセライフスマイルショップ」の一部利用者と、口コミサイト「ベネッセウィメンズパーク」の一部登録者の情報も流出対象となったことを確認したと発表していた。流出対象となった顧客情報は約2260万件にまで広がっている。

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