オイシックス・ラ・大地のファンド、離乳食宅配などのスタートアップ3社に出資

2019年10月に設立したフードイノベーション領域に特化したファンドが、離乳食の宅配、酪農・畜産向けIoTソリューション、ヴィーガンのインスタントヌードルといった事業を手掛けるスタートアップ3社に出資した
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食品宅配大手のオイシックス・ラ・大地は1月15日、2019年10月に設立したファンド「Future Food Fund」の最初の投資先として、食品宅配を手掛ける企業などスタートアップ3社に出資したと発表した。

Future Food Fundが出資したのは、サブスクリプション型の離乳食宅配サービス「Mi+ミタス」を手がけているMiL、酪農・畜産向けIoTソリューションを提供しているファームノートホールディングス、ヴィーガンのインスタントヌードルを販売しているFifty Foodの3社。

投資・提携方針(Future Food Fundのサイトから編集部がキャプチャ)

Future Food Fundはフードイノベーション領域に出資先を限定している。日本の食のスタートアップエコシステム(スタートアップ企業を成長させ、事業を加速させる仕組み)を作るために設立した。2019年6月に開設したECサイト「Oisixクラフトマーケット」でのテストマーケティングやデータ分析などを通じ、出資先を支援することも可能という。

オイシックス・ラ・大地は出資先企業とのシナジーも視野に入れているとしている。

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