無償オンライン研修など「ネットショップ開店支援プロジェクト」始動、ネットショップ能力認定機構【新型コロナ対策】

ネットショップ能力認定機構は4月27日から「ネットショップ開店支援プロジェクト」を開始した。新型コロナウイルスの影響を受けた小売・飲食・一次産業・観光業などが対象。無償で、オンライン研修や同機構が作成した一部テキストの配布を行う
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一般財団法人ネットショップ能力認定機構は、ネットショップ開店を無償で支援する「ネットショップ開店支援プロジェクト」を開始した。

「ネットショップ開店支援プロジェクト」とは

コロナ禍で打撃を受けた小売、飲食、一次産業、観光業などが対象

新型コロナウイルスにより影響を受けている事業者に対し、ネットでの販路を拡大し新しい売り上げの確保を支援する。小売、飲食、一次産業、観光業などが対象

対象産業のネットショップ運営初心者に向けて、下記の内容を無償で実施する。

  • ZOOMを利用した、ネットショップの開店方法などを解説するオンライン研修
  • 同機構が作成したテキストの配布(一部)
  • 全国の参加者と学び合うオンラインコミュニティの構築

プロジェクトにはネットショップ開店を目指す事業者以外にも、告知面で支援する「後援団体」や講師・メンターとして支援する「サポーター」、運営資金やシステム面で支援する「協賛団体」として参加が可能

4つの方法でプロジェクトに参加できる(画像は編集部がキャプチャ)

ネットショップ能力認定機構とは

ネットショップ事業者とその組織で働きたい人材を適切に結びつけるために、ネットショップ運営に必要な能力を評価・認定する活動を推進している。

主な取り組みは、「ネットショップ検定」の運営と、「ネットショップ実務士」の資格認定。

ネットショップ検定

ネットショップの運営能力やWeb制作能力など現場に必要な知識をまとめた「ネットショップ検定」を運営する。ヤフーやヨドバシカメラ、KDDIなど「実施委員」として参画する複数の企業に課題・問題をヒアリングした内容を基にしている。約560社が活用。

ネットショップ実務士

「ネットショップ検定」に合格すると、「ネットショップ実務士」の資格が取得できる。「ネットショップ実務士」は、同機構がネットショップを運営するために必要な能力を4つの職種と、3段階のレベルを組み合わせた全12種で設定している。

「ネットショップ実務士」の職種とレベル(画像は編集部がキャプチャ)

※団体名称に誤りがあったため5/12に修正いたしました。

担当編集者のコメント: 

ネットショップ担当者フォーラムでは、新型コロナウイルスの感染拡大により影響を受けているEC・小売り・メーカーおよび、周辺支援事業者によるサポートなど、事業推進に向けた取り組みに関する情報を募集しています。こちらまで情報をお寄せください。

※すでに関連リリースがある場合は、直接こちらにお送りください。
宛先: netshoptan@impress.co.jp (担当:公文)

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