カウネット、電子部品・半導体BtoBの「マルツオンライン」とパンチアウト連携。総取り扱い品番数は2360万超に

カウネットはこれまでにビックカメラ、トラスコ中山、アズワン、エスコともパンチアウト連携してきた。今後も品ぞろえ強化に力を入れていく方針としている
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コクヨグループ傘下のカウネットは、オフィス用品の法人向け通販サイト「カウネット」とマルツエレックが運営する電子部品や半導体などのECサイト「マルツオンライン」との連携を開始した。

購買管理システムと外部サイトを連携させると、外部サイトで選択した商品を購買システムのワークフローで発注できるパンチアウト連携を実施。「マルツオンライン」で選択した商品を「カウネット」のECサイトで発注・購入できるようになる。顧客企業の購買業務の効率化や一元管理に貢献する。

「カウネット」パンチアウト連携を開始した、マルツエレック運営の「マルツオンライン」

「マルツオンライン」とのパンチアウト連携を始めたことで、これまでカウネットで取り扱いの少なかった商品カテゴリである電子部品・半導体約1310万品番が「カウネット」と連携した。「マルツオンライン」との連携により、総取り扱い品番数は2360万品番超となる。

「カウネット」の総取り扱い品番数の推移

カウネットは2022年以降、他社が展開するECサイトとのパンチアウト連携を強化し、品ぞろえ拡大に力を入れている。これまで、ビックカメラ、トラスコ中山、アズワン、エスコと連携してきた。

近年、「カウネット」のEC売上比率は堅調に推移している。

カウネットを含むビジネスサプライ事業の事業環境と方針(画像はコクヨグループのIR資料から編集部がキャプチャ)

ECの品ぞろえ強化は、コクヨグループが2030年までの長期ビジョンの一つに掲げている戦略のうち、「働く場の多様化に合わせた企業購買の効率化と提供商材の拡大」に該当する。

ビジネスサプライ流通事業の領域拡張戦略(画像はコクヨグループのIR資料から編集部がキャプチャ)
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