BASEが三井住友銀行と提携し入金用口座の自動開設などを実現、銀振にもエスクローを導入

代金を一度BASEが預かり、商品発送後にショップ側へ支払うエスクローの仕組みも採用
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通販・ECサイトを無料で開設できる「BASE(ベイス)」を提供するBASEは3月24日、入金チェックの手間をなくすなど、利用者の負担を軽減する新たな決済機能を「BASE かんたん決済」に導入した。

新たに導入したのは「銀行振込決済」。BASE独自の銀行振込決済機能で、入金用の口座の自動開設など、EC企業の負担を軽減する。三井住友銀行と提携し、実現した。

「銀行振込決済」はBASEがショップ運営者に代って入金用の銀行口座を自動で開設。購入者にはBASEから口座情報を案内し、ショップ運営者が口座情報を入力する手間を省く。

購入者からの入金時は、BASEからショップ運営者にメールで入金を通知。随時口座をチェックする必要がなくなる。入金後は、注文管理ページの購入者ステータスが「未入金」から「発送待ち」へと自動で変更するようにした。

代金は一度BASEが預かり、商品発送後にショップ側へ支払うエスクローの仕組みを採用。商品が届かない場合は、BASEが返金手続きなどを行う。購入者は安心してECサイトを利用できるようになるという。

BASEは2014年、スマートリンクネットワーク、三井住友カードと業務提携し、独自の決済システムの運用を開始。カード決済の契約をBASE側が一括で受け、BASEユーザーは簡単にカード決済を導入できるようにした。

一定期間売り手への代金振込を留保し、商品の授受や内容に関するトラブル発生時には、BASEが窓口となって対応するエスクローを導入。買い手の安全性の向上に向けた取り組みを進めている。

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