通販・ECサイトの一部利用者の個人情報も流出対象に、ベネッセHD顧客情報漏えい問題

通販・ECサイトと口コミサイトを利用していた一部利用者と登録者の顧客情報も漏えい対象となったことを確認した
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通信教育大手で、通販・ECなども手掛けるベネッセホールディングスは7月21日、子会社ベネッセコーポレーションの顧客情報が外部に流出した問題で、通販サイトや口コミサイトを利用した個人情報も流出対象となったことを確認したと発表した。システム開発・運用を手掛けるベネッセHDグループ会社であるシンフォームの業務委託先の元社員が私物のスマートフォンにコピーしたデータの中から確認。流出対象となった顧客情報は約2260万件にまで広がった。

新たに流出対象となったのは通販・ECなどを手掛ける生活事業サービスの領域で、ECサイトの「ベネッセライフスマイルショップ」の一部利用者と、口コミサイト「ベネッセウィメンズパーク」の一部登録者の情報。

流出したのは郵便番号、顧客氏名、住所、電話番号、性別、生年月日、出産予定日(一部サービス利用者のみ)、メールアドレス(同)。

業務委託先の元社員は顧客情報を私物のスマホにコピー。警察の要請を受けたベネッセHDが情報を鑑定した。この鑑定結果で新たな流出対象が確認されたという。

これまでベネッセHDは、最大約2070万件が顧客情報の漏えい対象と公表していた。

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