【3分でわかる】2017年「独身の日」まとめ

2016年との比較で見る今年の独身の日 (vol.30)
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毎年大いに盛り上がる「独身の日」。今年の独身の日はどうだったのか、天猫(Tmall)の最新データを、2016年の比較とともにお伝えします。金額は1元=17円で換算。データの一部はエフカフェの試算です) 。

1.最終取扱高

2016年は2.05兆円(1207億元)。

2017年は2.85兆円(1682億元)。成長率は139%です。

2.取扱高推移

2016年2017年ともに、最初の2時間で総取扱高のおよそ半分を達成しています。

最初の2時間に集中する理由は、やはり人気商品が売り切れになるから。欲しい商品は事前にカートに入れておき、まとめて決済するようです。予約商品も1時から支払いが可能になるため、最初に集中します。

今年はそのスピードがさらに加速し、開始から2時間で2015年の総取扱高を達成し、3時間で2016年の総取扱高を達成しました。

2016年と2017年の「独身の日」の取扱高比較(24時間)
調査:エフカフェ

さらに細かく見ていくと、2017年はわずか6分弱で2012年の総取扱高3247億円(191億元) を達成し、16分10秒で2013年の総取扱高6154億円(362億元)を達成しました。

2016年と2017年の「独身の日」の取扱高比較(開始から15分)
調査:エフカフェ

3.注文内容

注文数

注文数は、2016年が6.57億件でしたが、2017年は8.12億件と大幅にアップしました。このうち越境EC保税区は約1619万件で約0.2%という結果になりました。

客単価

また、客単価も2016年が3120円だったのに対し、2017年は3509円と、389円上昇しています。

モバイル決済比率

モバイル決済比率も2016年の82%から90%とこちらも上昇しました。

4.ジャンル別ランキング(アパレル)

アパレルではユニクロが女性で1位、男性で2位という好成績でした。

5.保税区別出荷件数ランキング

1位寧波税関地区605万件 
2位杭州税関地区344万件 
3位広州税関地区255万件 
4位鄭州税関地区205万件 
5位上海税関地区80万件 
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