はるやまHDが大きい服のEC会社を買収、ビッグサイズ市場のシェア拡大を推進

アパレル業界でEC化の流れが加速していることに対応する
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はるやまホールディングスは11月15日、大きいサイズの男性用衣料品のネット通販を手がけるミッド・インターナショナルと、ミッド社に衣料品を卸売りしているマンチェスの2社を同日付で完全子会社化すると発表した。

大きいサイズの衣料品販売事業事業を強化し、シェア拡大を推進。アパレル業界でEC化の流れが加速していることに対応する。

はるやまは2006年10月から大きいサイズの衣料品などを取り扱う「フォーエル事業」を運営している。同事業の店舗数は2017年10月末時点で96店舗。

2社を完全子会社化することで、大きいサイズの衣料品の製造・販売機能を強化し、市場シェア拡大を図る。

また、通販やECへの販路拡大を進めており、2016年6月の決算説明会ではECの強化やオムニチャネル対応などへの積極投資を掲げていた。

ミッド・インターナショナルが運営するECサイト(画像は編集部がキャプチャ)

ミッド・インターナショナルとマンチェスの本社所在地は岐阜県岐阜市、代表者は上田佳宏社長。資本金はそれぞれ1000万円。

はるやまグループは2016年度にマンチェスから年間4億4500万円の仕入れがあった。子会社化以降も既存の取り引きを継続する 。

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