音楽用品EC大手サウンドハウスが始める音楽を通じた「まちづくり」「地域活性化」とは

サウンドハウスは宮城県牡鹿郡女川町の旧女川中学校跡地を購入。女川町を「音楽のまち」として活性化するため、新倉庫稼働、ショールームのオープンなど新たな事業を展開する
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千葉県に本社を置く音楽用品EC大手のサウンドハウスは、宮城県牡鹿郡女川町で「音楽のまち」づくりに向けた新たなプロジェクトをスタートした。

サウンドハウスは女川町が行った旧女川中学校の土地や建物を利活用し事業を行う事業者募集に応募。町は事業内容などを審査して優先交渉権者をサウンドハウスに決定した。サウンドハウスは旧女川中学校を購入、引渡式が行われたと3月26日に公表した。

女川町を「音楽のまち」として活性化するため、新倉庫稼働、ショールームのオープンなど新たな事業展開に向けたプロジェクトをスタート。町も「産業の新たな核としての役割が大いに期待される」としている。

「音楽のまち」づくりに向けてスタッフ募集を行っているWebサイトでは、「音楽の力で日本を元気にする取り組みにチャレンジしたい」「女川を『音楽のまち』としてさらに発展させたい」「子供たちに楽器の楽しさを伝えたい」「女川の雇用を促進して町の活性化に貢献したい」という女川進出理由を説明している。

スタッフ募集を行っているWebサイトで女川進出の狙いなどを説明している(画像はサウンドハウスのWebサイトから編集部がキャプチャ)

サウンドハウスは音響機器ECの大手で、2021年12月期の売上高は208億円。千葉県成田市に本社を構える。関連会社には、大和の湯、印刷全般・製本を手がけるプレスハウスなどがある。

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