JR西日本が出店型のECモール事業に進出、駅ナカや旅行などとも連携。名称は「WESTER モール」

「WESTER モール」は時間や場所に問わずオンラインで買い物ができるサービスとして、、旅とお買い物にまつわる体験を“いつでもどこでも、便利に、楽しく、おトク”なモノにするとしている
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西日本旅客鉄道(JR西日本)は、出店型の新たなECモール「WESTER モール」を開設する。スタート時の「WESTER モール」への出店者数は25店舗で、取り扱い商品数は約1400品。

「WESTER モール」では土産品や食品、ギフト商品を中心に旅と買い物に関わる商品を販売する。西日本の土産品などをそろえることで、旅行前の土産検索ニーズに対応。消費者宅への直送による手ぶらでの帰宅、その後のリピート需要などを開拓する。

オープン当初のビジュアル

地域に精通している駅長やバイヤーなどが、“地元ならでは”のお薦め情報を充実。コンテンツと魅力的な商品で「WESTER モール」の拡充を図る。

JR西日本グループ共通のID基盤を採用。会員サービスの「WESTER会員」は、会員登録することなく利用することが可能、ためたポイントも使用できる。モールの買い物でたまったポイントは旅行にも利用できるようにし、旅と買い物の利便性を追求する。

駅ナカの店舗などリアルとの融合も進める。催事店舗でECモール内の実物を展示・販売できるようにする。2024年夏頃をめどに駅ナカ店舗などでの商品受け取りも始める。

さまざまな商品をスマートロッカーで受け取れるようにするほか、将来構想として、新幹線輸送による生鮮品の充実を計画している。

なお、2022年3月に開設した西日本エリアの地域産品を販売するECサイト「DISCOVER WEST mall」は、「WESTER モール」開設後も引き続き運営していく。「DISCOVER WEST mall」は、西日本エリアでの旅を提案するJR西日本の誘客キャンペーン「DISCOVER WEST」の冠を活用。メインターゲットは、旅行やグルメなど自分なりの価値観を保有した30~40代の大都市在住の女性。

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