ハミィがマザーズに上場、初日終値は発行価格を45%上回る3690円。増収増益の通期予想も公表

11時過ぎに付いた初値は4230円。4月20日15時現在での時価総額は約68億円
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ハミィの経営者や関係者などで記念撮影

スマートフォングッズのECなどを手がけるHamee(ハミィ)は4月20日、東証マザーズに上場した。午後3時に付けた終値は3690円。発行価格2530円を45.8%上回った。

11時過ぎに付いた初値は、発行価格2530円を67.1%上回る4230円だった。4月20日15時現在での時価総額は約68億円。

ハミィは調達した資金をEC支援のプラットフォーム事業の強化などに充当する予定。機能強化や新規ユーザー獲得のための新サービス開発を目的とした設備投資に充てる。事業拡大にともなう本社オフィスと東京事務所の拡張といった整備、金融機関からの借入金などの返済にも充当する。

同日には2015年4月期連結業績予想を発表。売上高は前期比9.9%増の51億4200万円、営業利益は同55.7%増の3億5300万円、経常利益は同55.5%増の3億4600万円、当期純利益は75.8%増の2億1400万円で、増収増益を見込んでいる。

電光掲示板の前で記念撮影を行うハミィの幹部など

ハミィはスマホグッズのECを中心に、同グッズの卸事業、海外展開のコマース事業、EC支援に関するプラットフォーム事業を展開。2014年4月期の連結業績は、売上高が46億8100万円(前期比12.3%増)、営業利益は2億2600万円(同23.8%増)、経常利益は2億2200万円(同5.3%増)、当期純利益は1億2100万円(同14.0%減)。

セグメント別の内訳は、コマース事業の売上高が41億9100万円(同比9.5%増)、営業利益は1億5300万円(同25.3%増)。プラットフォーム事業の売上高は4億8900万円(同43.8%増)、営業利益は7300万円(同20.8%増)。

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