ユニクロのネット通販売上が約28%増の324億円に拡大、ECの構成比率は4%台に

国内ユニクロ事業の売上高に占める通販・EC売上高の構成比率は同0.6ポイント増の4.1%
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カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングが10月8日発表した2015年8月期通期連結決算によると、国内ユニクロ事業における通販・EC売上高は前の期比27.9%増の324億900万円だった。同事業の売上高に占める通販・EC売上高の構成比率は同0.6ポイント増の4.1%。

国内ユニクロ事業を手がけるのはファストリ傘下のユニクロで、通販・EC売り上げはここ数年、右肩上がりを続けている。2014年8月期の国内ユニクロ事業におけるオンラインストアの売上高は255億4700万円(売上構成比率3.5%)。2013年8月期は242億円(同3.5%)、2012年8月期は206億円(同3.3%)。

国内ユニクロ事業におけるEC売上高の推移。決算期は8月期

国内ユニクロ事業の売上高は7801億円。近年は国内ユニクロ事業に占めるダイレクト事業の構成比率は3%台で推移していたが、今回は4%台まで上昇。ネット比率が増えている。

ユニクロの通販は1999年に開始。当初はカタログをメインに事業を展開していたが、現在はオンラインが中心となっている。

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