瀧川 正実 2015/4/10 10:00

ファーストリテイリングが4月9日に発表した2014年9月~2015年2月期(中間期)連結決算によると、国内ユニクロ事業における通販・EC売上高は197億2000万円(前年同期比29.9%増)だった。同事業の売上高に占める通販・EC売上高の構成比率は、前年同期比で0.6ポイント上昇し4.3%となった。

国内ユニクロ事業が好調で売上高は4545億円(同12.1%増)。通販・ECのダイレクト事業もその好影響を受け、増収をけん引した。

同事業では、ヒートテック、ウルトラライトダウン、スウェットといった冬物コア商品の販売が好調。単価が比較的高いウールアウターやジーンズなども伸びたという。

国内ユニクロ事業を手がけるのはファストリ傘下のユニクロで、通販・EC売り上げはここ数年、右肩上がりを続けている。

2014年8月期の国内ユニクロ事業におけるオンラインストアの売上高は前期比5.4%増の255億4700万円(売上構成比率3.5%)。2013年8月期は242億円(同3.5%)。2012年8月期の同売上高は206億円(同3.3%)。

近年は国内ユニクロ事業に占めるダイレクト事業の構成比率は3%台で推移していたが、今回の中間期では4%台まで上昇。ネット比率が増えている。

ユニクロのECサイト

「ユニクロ」のEC化率が上昇している(写真はユニクロのECサイト、編集部がキャプチャ)

ユニクロの通販は1999年に開始。当初はカタログをメインに事業を展開していたが、現在はオンラインが中心となっている。

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