LINEヤフーは、東京都が実施する「東京都スポーツ推進企業認定制度」において、「令和7年度東京都スポーツ推進モデル企業(スポーツの実践部門)」に初選定されたと発表した。評価された点は、「“オンライン”と“リアル”を組み合わせたウォーキング習慣の啓発」を中心とした運動習慣化施策。本制度における令和7年度のモデル企業は10社だった。
「東京都スポーツ推進企業認定制度」は、従業員のスポーツ活動の促進やスポーツ分野での社会貢献の取り組みを実施している企業などを、東京都が「東京都スポーツ推進企業」として認定する制度。
東京都は、スポーツを通じた社員の健康増進に取り組む企業など656社を「東京都スポーツ推進企業」として認定。そのなかから特に先進的な取り組みや波及効果のある取り組みを行っている企業を「東京都スポーツ推進モデル企業」として毎年選定している。
LINEヤフーは、すべての働く人が心身共に最高のコンディションで業務に従事できる企業をめざし、従業員の健康を支援するさまざまな取り組みを進めている。スポーツ推進施策としてオンラインウォーキングイベントなど、気軽に参加でき、継続しやすい“オンライン”と“リアル”を組み合わせた運動習慣化施策を実施。その結果、社員の運動習慣者率(健康診断の問診において「1回30分以上の軽く汗をかく運動を週2日以上、1年以上実施」と回答した社員)は、2017年度の14.2%から2024年度には34.6%と、7年間で約20ポイント改善したという。実際に行っている取り組み内容は次の通り。
- 1. 健保組合と連携した「オンラインウォーキングイベント」:健保組合と共同で提供しているアプリを活用し、2019年から毎年実施。約1か月間の目標歩数を達成した参加者には、インセンティブを付与。
- 2. 歩数・体重記録を促す「グッドコンディションボーナス」:2020年10月より、日常的に歩く習慣を定着させることを目的に実施。歩数と体重記録の達成を条件にインセンティブを給与で支給している。歩行困難者も参加できるよう、生活習慣の改善につながる目標設定と達成申告に基づいたインセンティブの付与も実施。約6割強の社員が参加しており、1人あたりの平均支給額は毎月約1800円弱(2025年3月時点)。
- 3. 体力測定プログラムの設計・実施:性別・年代・服装などを問わず参加しやすい体力測定プログラム(下肢筋力/歩幅/握力/柔軟性)を独自設計し、定期的に体力測定会を開催。測定に加え、ストレッチやスクワットなどのトレーニング、歩き方などの指導も実施している。
- 4. 「歩幅チェックスペース」の設置:脂肪燃焼に効果的とされる理想のウォーキング歩幅(身長×45%)を体感できる「歩幅チェックスペース」を独自開発し、紀尾井町オフィスなどの主要拠点に設置。
- 5. 社内コミュニケーションによる継続支援:社内啓発として毎月、役職者向けに健康に関するメールマガジンを配信し、役職者を起点とした部門内での情報共有・浸透を図っている。個別のリマインド、成果確認やイベントへの参加案内、周知メールなどを実施。
LINEヤフーは、「令和7年度東京都スポーツ推進モデル企業」に選定されたほか、スポーツ庁主催の「スポーツエールカンパニー2026」でシルバー認定を取得し、「第4回 Sport in Lifeアワード」では優秀賞を受賞。また、経済産業省および日本健康会議が認定する「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」の「ホワイト500」にも選定された。
