大嶋 喜子[執筆] 4/9 6:00

AOKIホールディングスは2026年度から、年間休日数を現行の110日から10日増加し、120日にすると発表した。

AOKIホールディングスは、重要な経営課題に従業員1人ひとりが能力を十分に発揮できる環境作りを掲げる。ワークライフバランスの充実と従業員の健康維持・増進を推進しており、年間休日数の増加は生産性向上と創造性発揮につなげる取り組みの一環。

年間休日数の増加により、従業員の休息時間確保による心身のリフレッシュを促す。従業員はこれまで以上にプライベートな時間を充実させることができるようになり、仕事へのモチベーション向上が期待されるとする。

AOKIグループはこれまでも、産業医や健康保険組合などの外部機関と連携しながら、ワークライフバランスの充実と健康維持・増進を目的とした健康経営を推進してきた。

日本企業の働き方改革への意識が高まるなか、政府の調査(2024年)によると、日本企業の平均年間休日数は112.1日となっている。AOKIグループを含めた小売業界は、同調査において業種別で13位。AOKIホールディングスは「依然として改善の余地がある状況」としている。

年間休日数増加の概要

  • 年間休日数:120日(年次有給休暇、特別休暇を除く)
  • 対象者:AOKIグループ正社員(AOKIホールディングス、AOKI、快活フロンティア、アニヴェルセル)
  • 開始日:2026年3月11日
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