Shopify日本法人の新カントリーマネージャーに馬場氏が就任、どんな方針? 日本市場への投資加速、AI活用の次世代コマース実現へのコミット強化
Shopify Japanは7月24日、カントリーマネージャーに馬場道生(ばば みちお)氏が就任したと発表した。
馬場氏は、DataRobot、Amelia、Nuance Communications(現マイクロソフト傘下)など、グローバルAI企業の日本法人で10年以上にわたり事業責任者を歴任してきた。Shopifyでは、エンタープライズ分野での事業拡大、国内パートナーエコシステムの強化、日本の事業者の成長を支援するAIの活用を推進する役割を担う。

馬場氏の就任に加えて、2人のパートナーマネージャーが新たにチームに加わった。新体制の下、ウェブライフ、TIS、トランスコスモス、博報堂、R6Bといったパートナー企業との連携をさらに強化。また、TSIホールディングス、サントリーホールディングス、日清食品、大創産業、heart relation、コンバースジャパンなど「Shopify」導入企業やブランドの成長を支援する体制強化も進めていくという。
ShopifyはAI分野でのイノベーションを牽引し、あらゆる規模の事業者が世界で成功するための力を提供している。今後は、国内パートナーとの連携強化やエンタープライズ領域での支援体制の拡充を通じて、より多くの日本のブランドの成長をAIの力で後押ししていく。」(馬場道生カントリーマネージャー)
⽇本は世界でも有数のデジタル先進国で、Shopifyのグローバル戦略において極めて重要な市場。2024年のブラックフライデー・サイバーマンデー期間中、日本の消費者による購入額は前年比54%増を記録し、著しい成長を遂げている。AIを活用したコマースの進化と日本市場の加速によって、今こそさらなる投資の好機。馬場氏のAIとエンタープライズ領域での深い知見を生かし、日本市場の次なる飛躍を牽引してくれることを強く期待している。(APACマネージングディレクター ショーン・ブロートン氏)