ShopifyのAIアシスタント「Sidekick」、日本語など20言語に対応開始

「Sidekick」は、「Shopify」のプラットフォームに関する知識と各事業者のストアデータを組み合わせ、自然な対話を通じて具体的な提案やアドバイスを提供するコマース特化のAIアシスタント。日本語・中国語・タイ語・韓国語をはじめとする20言語に対応した。

宮本和弥[執筆]

4月4日 10:00

Shopify Japanは4月1日、AI搭載のコマースアシスタント「Sidekick(サイドキック)」が日本語を含む20言語に対応したと発表した。​

「Sidekick」は、「Shopify」のプラットフォームに関する知識と各事業者のストアデータを組み合わせ、自然な対話を通じて具体的な提案やアドバイスを提供するコマース特化のAIアシスタント。最新のAI技術で開発した「Sidekick」は「仮想の共同創業者」のように機能するという。

「Shopify」を利用する事業者は、ビジネスデータの即時分析、SEOを意識した商品説明の改善、日常業務の自動化、的確な意思決定など日々の業務フローを、「Sidekick」との対話を通じてスムーズに実行できるとしている。

「Sidekick」は、「Shopify」のプラットフォームに関する知識と各事業者のストアデータを組み合わせ、自然な対話を通じて具体的な提案やアドバイスを提供するコマース特化のAIアシスタント
「Sidekick」のイメージ

「Sidekick」は事業者が使用する言語を自動的に検出し、その言語で応答できるようになった。事業者が入力した言語に自動で対応し、自然に会話を続ける。新たに日本語・中国語・タイ語・韓国語など20言語に対応した。

多言語対応は、Shopifyが掲げる「宣言的コマース(Declarative Commerce)」のビジョンを推進する1つ。最適な方法をシステムが自動で提示することで、事業者は日常的な作業の負担を抑えつつ、成長に向けた戦略設計により多くの時間を割けるようになるという。

「Sidekick」の日本語対応について、暫定カントリーマネージャーのショーン・ブロートンは次のようにコメントしている。

「Sidekick」が日本語に対応したことで、言語や知識レベルに関係なく、すべての規模の事業者がAIの力を身近に活用できるようになった。日々の業務を自動化し、新たなアイデアを生み出す時間を確保することで、時間のかかる作業の負担を減らし、戦略的な成長により集中できるよう支援していく。

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