ケーキEC「Cake.jp」の月次売上が1億円突破、ブライダル向けBtoBやリピート顧客の定着などが要因

「Cake.jp」は2018年からブライダル領域に進出し、全国の結婚式場へウェディングケーキの宅配を開始した。2019年にはウェディングケーキのラインアップを一新。ウェディングプランナー向けにケーキ発注システムの提供を開始している
よろしければこちらもご覧ください

ケーキ専門のECサイト「Cake.jp」を運営するFLASH PARKは12月24日、「Cake.jp」の12月単月の売上高が1億円を突破したと発表した。

「Cake.jp」は2018年からブライダル領域に進出し、全国の結婚式場へウェディングケーキの宅配を開始した。2019年にはウェディングケーキのラインアップを一新。ウェディングプランナー向けにケーキ発注システムの提供を開始している。

フルオーダーケーキに加えて充実した商品メニューが提供できることや、手配業務を効率化できることが、式場のサービス向上につながると評価され、サービス利用式場数が大幅に増加。大幅な売上増を達成した。

リピートUUの四半期ベースの推移

「Cake.jp」を利用した顧客のリピート率は、年々増加傾向にある。誕生日祝いでの利用に加えて、バレンタインやひな祭り、ハロウィーンなどの、季節商品の特集やリアルイベントの企画に注力してきた。その結果、さまざまなお祝いシーンで利用されていることが、今回の単月売上高1億円突破の要因となっている。

「Cake.jp」は、顧客の宿泊先でのお祝いに成功することが重要な顧客体験であると考え、提携施設へケーキを届けるだけでなく、花束など合わせて贈る商品の提案から、サプライズのための提供タイミングの調整まで顧客体験を見直し、サービスを改善してきた。

「Cake.jp」は200店舗の洋菓子店が加盟し、3000種以上のラインアップをそろえる日本最大級のケーキ専門ECサイト。会社の設立は2009年。主要株主は社長の高橋優貴氏、アライドアーキテクツ、SMBCベンチャーキャピタル、アドウェイズ、千、ベクトルなど。

個人での誕生日や記念日のお祝い、法人のイベントやパーティー、ブライダルなど、さまざまなシーンにぴったりのケーキを自宅や会社、レストラン、宿泊先まで全国各地へ届けている。

ニュース分類: 
記事カテゴリー: