新型コロナでDJターンテーブル、人生ゲーム、コメ、野菜などが人気に。フリマアプリ「ラクマ」で取引数が上昇

楽天が運営するフリマアプリ「ラクマ」が3月1日から4月15日までの取引人気アイテムを集計。新型コロナウイルスの影響や2月からテレビCM、大型イベントを実施したことにより、ラクマ全体の取引数、ユーザー数が上昇した
よろしければこちらもご覧ください

人々の在宅時間が増えたことにより、ECやフリマアプリへの関心が高まる中、楽天が運営するフリマアプリ「ラクマ」での購入アイテムに変化が出ている。

新型コロナウイルスの影響により自宅で過ごすユーザーが増えたことなどが影響し、特にエンタメ・ホビーカテゴリに登録されているアイテムに人気が集まっているという。

取引数が上昇したアイテムは下記の通り。集計期間は2020年3月1日~4月15日で、ランキングは2019年同時期と比較し、上昇率の高さ順となっている。

1位:DJターンテーブル(前年同期比 7.3倍)

2位:人生ゲーム(前年同期比 3.6倍)

3位:アート・エンタメ本(前年同期比 3.1倍)

4位:模型製作用品(前年同期比 2.3倍)

5位:映像用ケーブル(前年同期比 2.2倍)

ランクインした各アイテムについて、1月~2月の取引数との比較を行った。目立ったのは2位の「人生ゲーム」が3.7倍、5位の「映像用ケーブル」が2.0倍と取引数が大きく増加したという。

DJターンテーブルが1位になった理由について「ユーザーが自宅で過ごす時間が増えたこともあるが、人気アパレルブランドとのコラボ商品が発売になった影響があると考えられる」(ラクマ)(画像は編集部がキャプチャ)

また、生産者から直接米や野菜などを購入できる直販も人気が高まっているという。「家から出ずに美味しい農作物を直接購入できるため、この時期特に重宝されているのではないか」(ラクマ)。

(画像は編集部がキャプチャ)

今回の結果を受けて、ラクマは以下のように分析した。

ラクマ全体で出品数やユーザー数が順調に推移している。2月以降テレビCMや大型キャンペーンを行ったため、一概に新型コロナウイルスの影響で上昇しているとは言いがたい状況だが、自宅時間を楽しむアイテムが売れている傾向がある。

ニュース分類: 
記事カテゴリー: