家電ECのストリームがソーシャルゲームの新会社設立へ、中国製ゲームを日本で展開

資本・業務提携先の中国最大規模のオンラインゲーム取引業者と合弁会社を11月下旬までに設立する
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家電などのECを手掛けるストリームは11月下旬までに、ソーシャルゲーム事業を手掛ける新会社を設立する。2014年6月に資本・業務提携した中国最大規模のオンラインゲーム取引業者である「5173.Com Holdings Limited(5173.Com)」グループとの合弁会社で、ストリームは8割を出資する。「5173.Com」グループとの関係性を強め、中国製のゲームタイトルを日本で展開する。

新会社の名称は「株式会社Chips」。本社は東京都港区、資本金は1000万円を予定。社長はストリームの劉海涛社長が就く。80%をストリームが出資し、「5173.Com」子会社のLicheng Technology Holdings Limitedが20%を出資する。

「5173.Com」はオンラインゲーム用バーチャルアイテムの個人間売買を取扱うネットプラットフォームを中国で運営。年間取引高は1300億円を超える。市場拡大に伴い中国で開発されたコンテンツの質も向上。新会社はそれを日本用にローカライズし、日本展開を進める。

ストリームは2014年6月、「5173.Com」グループを割当先とした第三者割当増資を実施し、資本提携を締結。Licheng Technology Holdings Limitedがストリームの筆頭株主となっている。

一方、ストリームは「5173.Com」グループとの包括的業務提携に伴い、中国でのゲーム事業への配信準備を進めている。

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