アリババの「シングルデー」1日間で取引高1兆円超え、上位10社にユニクロがランクイン
スマートフォンなどのモバイル経由が伸び、モバイル取引高は前年比約3.2倍となる243億人民元(約4500億円)だった
中国の電子商取引最大手、Alibaba Group Holding Limited(アリババ ・グループ・ホールディング)は11月12日、グループが運営する通販サイトでなどで11月11日に開いた「シングルデー」の取引高が、571億人民元(約1兆700億円)に達したと発表した。昨年は昨年は362億人民元(6800億円)で、57.7%の伸び率。
アリババは2009年から、「11月11日」を「シングルデー」と題し、消費者のネット通販利用を促進している。今年の目標は500億元(約9400億円)だった。
なかでもスマートフォンなどのモバイル経由が伸び、前年比約3.2倍となる243億人民元(約4500億円)。構成比では42.6%。2013年の構成比21%から大幅にモバイル経由が拡大している。
今年の「シングルデー」には、海外向け通販サイトや「天猫(Tmall)」などに良品計画やコストコなど2万7000超の販売者が参加。217の国や地域の消費者がアリババグループの通販・ECサイトで購入した。
注文件数は2億7850万件に達したという。売り上げトップ10には日本からはユニクロが入っている。商品別ではスマートフォンなどのモバイル、粉ミルク、バッグ、女性向けアパレルが売れ筋トップ5を占めた。
時系列で取引高をみてみると、開始から1分11秒で1億人民元(約18億円)、38分28秒後には100億人民元(約1800億円)、7時間17分で(約3700億円)、15時間29分で400億人民元(約7500億円)に達した。
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