物流費高騰のなかZOZOは荷造運賃コスト比率の削減に成功、どんな改善をした?

ZOZOは物流費高騰下でも荷造運賃の対取扱高比率を改善。マテハン活用や輸送ルート見直し、積載効率向上でコストを削減し、対取扱高比率は第3四半期累計では5.9%(純第3四半期は5.4%)に低下。

鳥栖 剛[執筆]

8:30

ZOZOが物流コストの削減に成果を上げている。2025年4-12月期(第3四半期)の荷造運賃は286億8500万円で、対商品取扱高比率は前年同期比0.7ポイント減の5.9%。配送委託先と連携し、配送効率の改善に取り組んだことで、コスト削減を実現したという。

物流費高騰のなかZOZOは荷造運賃コスト比率の削減に成功、どんな改善をした?
荷造運賃の対取扱高比率は0.7ポイント減の5.9%に(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

配送委託先におけるコスト削減が進んだことを受け、2025年10月からは配送にかかる経済条件が改善し、コスト比率の低下につながった。具体的には、物流拠点に投資したマテハン機器を委託先が活用しているほか、輸送ルートの見直しや積載効率の改善に協力することで、配送コストの削減につながったという。

この結果、2025年10-12月期(純第3四半期)の荷造運賃は102億3100万円となり、対商品取扱高比率は前年同期比0.7ポイント減の5.4%まで低下した。

第4四半期以降もコスト削減効果は継続する見込み。ZOZOの経営企画室の小林優作室長は、「ブランド各社の理解を得た上で滞留在庫の返却を強化して実施し、物流拠点内の在庫充填率を低い水準に保つことで、作業効率の高い環境を維持できると見込んでいる」とコメントしている。

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