ZOZOの物流コストがさらに低減、その理由は? +2025年1Qの業績まとめ
ZOZOによると、在庫の適正化や省人化設備導入により物流効率は大きく改善したという。
ZOZOは在庫の適正化や省人化設備の導入で物流効率が大きく改善し、物流コスト比率が低減している。
物流費で最も大きな割合を占める荷造費や発送費の「荷造運賃」。ZOZOの2025年4-6月期(第1四半期)における「荷造運賃」は93億3600万円。商品取扱高は前年同期比12.2%増の1592億6300万円と伸長した一方、商品取扱高に占める「荷造運賃」の割合は6.3%で、前年同期比で0.3ポイント減った。平均出荷単価が前期実績を上回ったことによるコスト比率減が主な理由。平均出荷単価は同2.4%増の8543円だった。
物流関連費は41億500万円、対取扱高比で2.8%で前年同期比で0.6ポイント改善した。在庫の適正化や省人化設備の導入により物流効率は大きく改善したという。
預かっている在庫の適正化を進めたことで作業効率が改善した。具体的には、滞留在庫のセール販売の促進、ブランドへの返却で物流拠点内の在庫量を適正化し、保管効率やピッキング効率を高めた。また「ZOZOBASEつくば3」における省人化を目的とした設備投資の効果が計画通りに現れたという。
ZOZO2025年4-6月期における売上高は前年同期比7.2%増の540億2800万円、営業利益は同6.4%増の169億2000万円、経常利益は同4.7%増の166億3800万円、当期純利益は同2.4%増の113億7600万円だった。
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