年末年始のヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の配送対応まとめ【2025年～2026年】

ヤマト運輸、日本郵便、佐川急便の大手配送キャリアは年末年始の配送体制を公表し、年末年始期間中は交通渋滞が予想されることから、荷物の配送で遅延が生じる可能性があるとしている。

ヤマト運輸

ヤマト運輸の年末年始における配送について、交通集中による渋滞が予想されるため荷物の配送に遅れが生じる可能性があると公表。日数に余裕を持った発送を利用者に呼びかけている。

また、年末年始期間中は一部営業所で窓口受付業務の休業や営業時間の短縮を実施。宅急便の当日配送サービスについても、荷受けの一時停止や締め切り時間の変更が発生する営業所がある。

対象となる期間や営業所の詳細は、ヤマト運輸公式サイトの「臨時休業および営業時間を短縮する営業所一覧」で確認できる。最寄りの営業所が休業や営業終了の場合は、近隣の営業所の利用を推奨している。

年末年始期間中はコンビニエンスストアや宅配便ロッカー「PUDOステーション」などの取扱店についても、ヤマト運輸のホームページやアプリで案内している情報と実際の営業状況が異なる場合があると説明。各店舗・施設の公式サイトやお知らせで、最新の営業状況を確認するよう呼びかけている。

日本郵便

日本郵便は年末年始期間中（2025年12月24日〜2026年1月4日）、高速道路の交通渋滞や船舶の計画運休などにより、郵便物やゆうパックなど全国的に配送遅延が発生する見込みと公表している。

同期間中、全国から全国への速達郵便物やゆうメール（レターパックを含む）、書留郵便物、ゆうパック（保冷を含む）では、半日程度の遅延が見込まれている。また、速達や書留としない郵便物やゆうメール、ゆうパケット（クリックポストを含む）については、1日程度の遅延が発生する可能性がある。

沖縄宛ての配送について年末年始の期間中、全国から沖縄へのゆうパケット（クリックポストを含む）は最大で6日程度、航空輸送ができない郵便物やゆうメール、ゆうパックについては最大で10日程度の遅延が見込まれている。さらに、天候不良などにより船舶が欠航した場合、遅延が長期化する可能性もあるとしている。

日本郵便はこうした状況を踏まえ、利用者や事業者に対して、日数に余裕を持った発送を呼びかけている。

速達、書留、レターパック、ゆうパック、ゆうパケット（クリックポストを含む）や国際郵便物などの特殊取扱郵便物や荷物は、年末年始も毎日配達する。普通扱いの郵便物やゆうメール（書留や速達などのオプションサービスを付加しないもの）について、12月27日（土）、12月28日（日）、2026年1月1日（木）、1月2日（金）、1月4日（日）は配達を休止する。

佐川急便

佐川急便では年末にかけて、通販セールや歳末商戦の影響で全国的に荷物の取扱量が大幅に増加する見込みで、配達に遅れが生じる可能性があると公表している。

年末年始に荷物の発送を予定している場合は、配達希望日まで十分な余裕をもって発送するよう呼びかけている。12月30日（火）～2026年1月4日（日）の期間に配達を希望する場合は、「指定日配達シール」を貼付し、送り状に配達指定日を明記する必要がある。

なお、時間帯指定サービスは通常通り利用可能。2026年1月1日（木）に受け付けた荷物は、営業所・中継センター間の輸送業務を中止し、配達は1月3日（土）以降の対応となる。

その他のサービス別の対応は次の通り。

• 飛脚ジャストタイム便：12月22日（月）～2026年1月4日（日）まで引き受け停止
• 飛脚国際宅配便／飛脚JR貨物コンテナ便：12月25日（木）～2026年1月4日（日）まで引き受け停止
• 飛脚メール便／飛脚カンガルー便：12月27日（土）～2026年1月4日（日）まで引き受け停止
• 飛脚ゆうメール便：12月27日（土）～2026年1月3日（土）まで引き受け停止（1月4日より配達開始）
• 飛脚電報便：12月31日（金）～2026年1月2日（金）まで引き受け停止