新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ

EC化率の推移、広告表現、AI活用――2025年のECを取り巻く環境はどう変わった?【ネッ担まとめ】

ネットショップ担当者が読んでおくべき2025年12月1日~1月4日のニュース

中林慎太郎[執筆]

1月6日 8:00

お正月に怠惰な生活をして月曜日から必死に頑張っている皆さん、新年あけましておめでとうございます。5日からお仕事をしている人もたくさんいると思います。人によっては6日からという場合も? さて、2025年は皆さんにとってどんな年でしたか? 今日は2025年に起こったニュースを、お正月ボケしている脳みそで一緒にサラッと・軽くおさらいしていきましょう! また、今月は石田さん・酒匂さん・中林の「2025年の振り返り&2026年の展望」記事も掲載されると思いますので、是非お楽しみに!

2025年のEC関連ニュースを振り返る

【2025年EC関連ニュースまとめ】業界を取り巻く“前提条件”が変わった1年 | コマースピック
https://www.commercepick.com/archives/81390

BtoC-ECのEC化率は約9.8%と上昇基調を維持しているものの、依然として1割には届いておらず、市場は拡大と停滞が同時に進む局面にあります。市場の中心である物販系ECは約15兆円規模まで成長しましたが、こちらも前年を下回る伸び率となりました。

「EC化率が伸びません」というワード、なんだか毎年聞いている気がします。けれど、EC化率がすべてではありませんのでこの数値に一喜一憂せず、しっかり日々の業務を進めていければ良いと思います! EC化率もそうですが、モール各社の成長も気になりますね。

2025年は色々な場所で良かった・悪かった話を聞いたのですが、皆さんの2025年の売り上げはいかがでしたか? 2026年もモールやGoogleの動向など色々あると思いますが、できることをしっかり1つずつ取り組んで、一歩ずつ進めていければと思います。

表示ルールや広告表現といったコンプライアンス対応も、改めて注目される一年となりました。消費者庁による措置命令が出された事例を通じて、日常的に行われてきた施策が、法令上の観点から問題と判断されるケースが明確になっています。

ネットでの表示ルールや広告表現などはよく問題になりますが、2025年もよく目にしたニュースの1つです。中小企業ではなかなか判断が難しい部分ですが、「昔は良かったのに今はダメ」ということも多々あるので、きちんと良し悪しを判断して運用していきましょう。モールだと出稿時に制約があるので、この辺りはモールに出店している人だと案外得意かもしれません。こういった部分に自然と敏感になれるのも、モールの利点ではありますね。

アサヒでは、国内グループ会社の基幹システムに障害が発生し、受注・出荷・在庫管理などの業務が一時的に停止しました。一方、アスクルでは、法人向け・個人向けを含む主要ECサービスで受注・出荷が停止し、物流機能にも影響が及びました。また、問い合わせ情報や取引先情報などの一部データについて、情報流出が確認され、公表されています。

かなり年末に話題になったニュースの1つですね。個人的に「LOHACO(ロハコ)」を使っていたので、「どこで買えばいいんだ?」と難民になった記憶があります。アサヒ関連も、ビールを出す際のガスが足りなくなるなど、リアルでもあたふたした「アサヒビール」のニュースでした。

最近はメール・SMSなどで非常に巧妙な連絡がきますよね。自分は楽天のメールだと思って一度開いてしまい、すべてのパスワードを即変更しなくてはならず、バタバタしたのを覚えています。本当にわかりにくくなっているので、特に会社のPCでは怪しいメールは開かないように注意してくださいね。

Google検索では「AI Overviews(AIによる要約表示)」が日本でも本格的に導入され、検索結果ページの構造が変化。複数の調査からは、自然検索の流入やクリック率(CTR)が低下する傾向が確認されており、従来のSEOや検索広告に依存した集客モデルに影響が出始めています。

(中略)

OpenAIはStripeと共同で、ChatGPT上で商品検索から決済までを完結できる「Agentic Commerce(エージェンティック・コマース)」の仕組みを発表しました。米国ではEtsyが導入を開始し、Shopifyも対応を予定するなど、AIが購買を仲介するモデルが実際の商流に組み込まれ始めています。

最後はやっぱりAIの話題ですね。2025年は「ChatGPT」にめまぐるしい変化がありました。国内では「Shopify」との連携でショッピング機能も追加され、さまざまなニュースになったと思います。今後SEOがもう少し変化してきて、GoogleやSNSも含めどんどん私たちを取り巻く環境が変わることが予想されます。それにより、2026年の戦略や戦術もどんどんアップデートしていく必要が出てくるかもしれません。今後もこの辺りの動向は、しっかりとチェックしていきましょう! そして、上手に利用して時間や業務をショートカットできれば良いですね。

要チェック記事

【ECサイト利用者1,030人に調査】約6割が検索体験が悪かったことで購入を諦めた経験があると回答!検索機能への不満が売上の損失に直結? | シナブルのプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000059188.html

大事と言われてきていましたが、ページ内検索もやっぱり重要ですね。ブランドでは指名買いなども多いですが、ものによっては「コト売り」などもあるかもしれません。

ポップアップは「リピート購入」を生む出会いの場。未購入客をECリピーター+ファンに変える接客・運用の極意 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/e/2025/12/25/15338

切り離して考えるポップアップ。ハードルの高い会員登録もありますが、SNSへの誘導などもありますよね。できることはたくさんあるので、ポップアップと言えど多くの施策を練って事前準備が必要です。

【物流業界の法改正とDXに関する実態調査】ドライバー不足とコスト増に直面する物流業界 3割強が「法改正対応に苦慮」、DX推進の遅れが鮮明に | インフォマート
https://corp.infomart.co.jp/news/20251218_6113/

終わりの見えない物流問題ですが、それでも日々荷物は届く。輸送費も自ずと高くなりそうですね……。EC化の歯止めにもなりそうなので、早く安定してほしい問題です。

OpenAI、「ChatGPT」にショッピングリサーチ機能を追加。高精度な回答を実現する最新パーソナライズとは? | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/e/2025/12/11/15278

徐々にさまざまな機能が実装されてきています。「ChatGPT」が大きく伸びてきていますが、「Gemini」などを使っている人も増えてきましたね。2026年の“AI×EC”はまだまだ見逃せない情報ですね。

今週の唸った・刺さった・二度見した

『走ることについて語るときに僕の語ること』村上春樹(作家) | 文藝春秋BOOKS
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167502102

もし忙しいからというだけで走るのをやめたら、間違いなく一生走れなくなってしまう。走り続けるための理由はほんの少ししかないけれど、走るのをやめるための理由なら大型トラックいっぱいぶんはあるからだ。僕らにできるのは、その「ほんの少しの理由」をひとつひとつ大事に磨き続けることだけだ。暇をみつけては、せっせとくまなく磨き続けること

2025年からフルマラソンを始めたんですが、そんなマラソンと関連した2026年初めの言葉として、作家・村上春樹さんの言葉をチョイスしました。この名言は多くのことに通ずる言葉ですよね。続けることって案外理由は少なくて、辞めることの方が多かったりします。2025年にやろうと思っていたことや挑戦はいつでもしんどくて、辞めることはいつでも簡単で。それでも「ほんの少しの理由」がそれを継続させます。

皆さんも、仕事や私生活のなかでやろうと思っていたこと、できなかったこと、できたことがたくさんあると思います。2026年は、そんな皆さんの挑戦が1つでもクリアできますように。もし途中で挫折しても、もう一回奮起して再挑戦してください!

ということで、ひょんなことから2025年にマラソンを始めた中林から送る、2026年最初の「今週の“唸った・刺さった・二度見した”」です。一緒に1年間何かを達成できるように頑張りましょう~! それでは、今年もよろしくお願いいたします。

ECマーケティング人財育成は「EC事業の内製化」を支援するコンサルティング会社です。ECMJコンサルタントが社内のECチームに伴走し、EC事業を進めながらEC運営ノウハウをインプットしていきます。詳しくはECMJのホームページをご覧ください。

UdemyでECマーケティング動画を配信中です。こちらもあわせてご覧下さい。

ユウキノインは寄り添い伴走しながら中小企業・ECサイトのSEOからコンテンツマーケティング、プレスリリースやクラウドファンディングなど集客・販促・広報をお手伝いする会社です。詳しくはユウキノインのホームページをご覧ください。

Designequationは何かに特化したサポートではなく、モール・ベンダー選定や広告・CSなど各企業に合わせたカスタマイズ型の運用サポートを行っています。

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