新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ

AI、気候変動、ローカルなど「変化にどう向き合うか?」――2026年、私たちに突きつけられる問い【ネッ担まとめ】

ネットショップ担当者が読んでおくべき2026年1月10日~1月23日のニュース

石田 麻琴[執筆]

8:00

日本だけではなく世界。デジタルだけではなくアナログも。マクロな視点でトレンドを見ると、いくつかの重要なキーワードが浮かび上がります。今回の「ネッ担まとめ」では、「大局の変化にどう向き合うか?」について考えていきます。現状の複雑で速すぎる変化に飲み込まれず、自分なりの「反応の軸」を持つためのヒントをピックアップしました。

「気候変動」は世界で最もホットなテーマ

2026年の鍵を握るのは?適応、AI、ローカル、脱成長──2025年の変化から読み解く | IDEAS FOR GOOD
https://ideasforgood.jp/2026/01/14/2026-featured-trend/

日本でも、四季(春夏秋冬)から二季(夏冬)へ移行していると言われるなか、働き方や余暇の過ごし方を見直す動きが広がった。気候変動は、暮らしの前提条件として静かに、しかし確実に入り込んでいる。

(中略)

気候データをめぐっては、「誰が、どの立場でデータを扱っているのか」にも注目が集まった。気候変動の影響を最も強く受けているのは、歴史的・経済的に不利な立場に置かれてきた地域であることが多い。それにもかかわらず、そこで収集されたデータが、主にグローバルノースの企業や研究機関によって解析され、意思決定に用いられる構図は今も続いている。

日本には四季があるのであまり話題にならないのですが、実は気候変動って、世界的にはとんでもない議題なんですよね。

データやAIなどデジタルテクノロジーの活用で、今最もホットなことは、気候変動の分析らしいんですよ。私も2025年に参加したセミナーで初めて知り、目からウロコでした。

たとえば、ハンディファン(手持ちの小さい扇風機)。今では皆さん社内でも使っていますが、10年前だったら変人だったじゃないですか。気候変動に合わせた商品企画、あなたのECサイトでもできるのでは?

2025年は、「ローカル」や「コミュニティ」という言葉が、理想論ではなく現実的な選択肢として語られた一年でもあった。地産地消、地域エネルギー、小さな経済圏。グローバルな不安定さを背景に、足元を見直す動きが各地で加速している。

その背後には、サプライチェーンの分断や地政学的緊張といった構造的要因に加え、各国で進んだ内向きの政策判断が、この流れを後押しした側面もある。

ただし同時に、「ローカルは誰のものか」という問いも立ち上がった。移動を繰り返す人、国籍や定住地に縛られない人、いわば帰属なき人々は、その輪の内側に含まれているのだろうか。

「2026年といえば『AI』」という記事が圧倒的ななかで、前述した「気候変動(適応)」に加え、「ローカル」をキーワードにあげていたのが、この記事をメインにピックアップした理由です。

なぜなら、AIによってよりデジタルが最適化されるようになるならば、必ずローカル(個人的にはフィジカル)をどう最適化するかにスポットライトが当たるはずなんですよ。

ローカルでデジタル化できる部分、そしていくら頑張ってもフィジカルである部分、マクロな目線でここを常に「感じておく」ことが大切だと思います。

要チェック記事

人間がECサイトを訪れることなく、AIエージェントとの対話だけで商品を探し、購入、決済まで実現する「Universal Commerce Protocol」(UCP)登場 | Publickey
https://www.publickey1.jp/blog/26/ecaiuniversal_commerce_protocolucp.html

サイトのデザインやカテゴリ分けといった概念が吹っ飛びますね(笑)。自社サイト用のアカウントも自動登録してくれたら楽なのかも。

ChatGPT、広告を表示開始へ Plusより安い月8ドルの新プラン「Go」が対象 | CNET Japan
https://japan.cnet.com/article/35242839/

正直、このニュースが出たときに「ああ、所詮そんなもんかぁ」という落胆がありました。革新的なテクノロジーでも、結局は広告で収益を上げることになるのね。

15年分の見積データ、生成AIに分析させたら経営判断が一気に速くなった話【見積Rich×生成AI】 | note | DX/SaaS/Webサービス開発|累計2500社利用『見積Rich』開発元|業務効率化
https://note.com/conextivo_tomo/n/n8c251263166d

見積りって、事業者的にはサラッと欲しいものですが、開発会社にとってはとても重い仕事。AIを活用してサクッと出せたら超前進じゃないでしょうか。

【重要】当社代表「安江真一」を装ったChatworkなりすましアカウントおよび詐欺行為に関する注意喚起 | ASUE
https://asue.jp/news/article-3571/

最近さらに巧妙になってきましたね。いかにも業務の指示のようななりすましメールがくる。私にも「石田ですが、LINEグループを作ってください」という業務指示きました。

ジャングリアの「刀」累積損失62億円の衝撃 イマーシブ・フォート東京撤退で露呈した“死角” | ITmedia ビジネスオンライン
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2601/15/news036.html

個人的には森岡さんを叩くのはあまり好きではないなぁ。みんな賢くなり過ぎて他人を「評価する側」になりすぎじゃないかなと。時代ですかね。

ブログは息を吹き返す。AI時代だからこそ、"人間にしか書けない"情報、魂を込めて書く大切さを考える【ネッ担まとめ】|ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/e/2026/01/20/15446

私自身も真面目に情報発信をしてきたので、本当にこの流れがあるならばとてもうれしい。そしてたくさんの発信者を救えるはず。それくらいネットのテキストは汚染されていますよね。

今週の名言

久米宏さんは「テレビの天才」であり、「テレビを終わらせた人」だった。 | はてなブログ | いつか電池がきれるまで
https://fujipon.hatenablog.com/entry/2026/01/14/084710

「さて」「ところで」「一方で」といった転換の接続詞はなるべく使わない。場面が変われば、あるいは読み手の気持ちが変われば、視聴者にとってはすでに「さて」となっているからだ。

パンダを見ると「かわいい」、桜ならば「きれい」といった手垢のついた言葉は使わない。違う表現を考えるようにする。

季節の話題を伝える場合、「今、あじさいが満開です」まではいい。しかし、その後に「ぜひお出かけになってみてはいかがでしょうか」といった慣用句は要らない。行くか行かないかは聞いた人が自分で決める問題だ。

先日、亡くなられた久米宏さん。私の母親はあまり好きではなかったようで、よくテレビに向かって文句を言っていましたが、私にとっては「人前で言いたいことを言える」カッコいい大人でした。

だからこんな人間になってしまったんですね。わっはっは!

今回は「言葉を伝える、情報を伝える」ということへの考え方としてピックアップ。「行くか行かないかは聞いた人が自分で決める問題」。そりゃそうですよね。場面にもよるでしょうが、基本的には事実を伝えればいい。事実を伝えることが大切。


「新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ」は以下の専門家が連載しています。

ECMJ 石田氏石田氏

ECマーケティング人財育成は「EC事業の内製化」を支援するコンサルティング会社です。ECMJコンサルタントが社内のECチームに伴走し、EC事業を進めながらEC運営ノウハウをインプットしていきます。詳しくはECMJのホームページをご覧ください。

UdemyでECマーケティング動画を配信中です。こちらもあわせてご覧下さい。

ユウキノイン 酒匂氏酒匂氏

ユウキノインは寄り添い伴走しながら中小企業・ECサイトのSEOからコンテンツマーケティング、プレスリリースやクラウドファンディングなど集客・販促・広報をお手伝いする会社です。詳しくはユウキノインのホームページをご覧ください。

Designequation 中林氏中林氏

Designequationは何かに特化したサポートではなく、モール・ベンダー選定や広告・CSなど各企業に合わせたカスタマイズ型の運用サポートを行っています。

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