「ヒット商品を作る方法はありますか?」ビジネスの現場で何度も聞かれるこの問いに、明確な「公式」は存在しません。しかし、再現性を高めるための「考え方のポイント」はありえます。今週の「ネッ担まとめ」では、ヒットの定義と新商品発想のプロセスから、「ヒット商品」という成果に近づくための視点を学びましょう。
「選ばれる商品」を生み出す考え方とは?
ヒット商品に公式はある?新商品の「発想法」を今井裕平さんに聞いた。 | よむよむCOLORME byGMOペパボ
https://shop-pro.jp/yomyom-colorme/108361
じつは、「これがヒットです」という共通の定義はありません。
クライアントによって、まったく違います。
多くの場合、売上や販売数量、顧客数といったKPIを設定します。細かい指標よりも、大きなところを見ますね。(中略)
新規事業は、そもそも成功するほうが少ないので、「大成功するか」より、まずは「大失敗しない」ことのほうが重要だと思っています。そのラインを超えられるかを確認し、クリアしてはじめて次の目標を考えます。
僕はヒットの条件を、「独自性と市場性が両立した状態」だと定義しています。
独自性は、競合とどれだけ違うか。市場性は、お客様の支持がどれだけあるか。この2つを満たすものがヒットする。その状態に近づくためには、
「①発想する」で独自性をつくり、
「②定める」で市場性を要件化し、
「③見極める」で、その条件を満たす独自性を選ぶ。この順番がいちばん合理的だと考えています。
深いですね。ここで筆者の今井さんが伝えていることのポイントは、あくまで「独自性」からスタートしていることだと思うんですよね。
まず「市場性」から入るとオリジナリティのないモノに寄っていってしまう。あくまで「こうしたい!」「こうだったらいい!」という独自性からスタートして、そこから市場性に合わせて調整を加えていく、ということなんだと思います。
そしておそらく、市場性に要件を満たす独自性がなければ、それは「ギャンブル」になるので、「商品化しない方がいい」ってことなんですよね。そう考えると、アイデア量自体も大切ってことになります。
要チェック記事
EC事業者が知るべきXアルゴリズムの本質|フォロワーが売上に直結しない理由 | コマースピック
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めちゃくちゃ大切な原則が書いてある文章。ただ、そもそも法人やブランドのアカウントが「Xでどのような立ち位置を取るか」からがポイントになる気がします。
資本力よりも没入深度。「個人が世界を獲る」新時代の構造と必然 | note | 小木曽|Tohakusha
https://note.com/kogi_tohakusha/n/neaa122243b6d
AIの登場によって「個人が世界を獲る」はさらに進むでしょうね。大手企業だと、AI活用の前にルール整備に時間を取っていますから。1か月後にはツールも進化するというのに。
「日報をAIに丸投げ」した新人の1年後の悲惨な末路 日報はなぜあるのか? AIを「使うな」ではなく「使い方を考える」必要がある | 東洋経済ONLINE
https://toyokeizai.net/articles/-/933473?display=b
テクノロジーの過渡期に起こりえる課題ですよね。ただ漢字を書く機会がなくなって悪いことがあったかというと、そうでもないんだよなぁ。
ペルソナとは?形骸化を防ぎ、施策に活かす設定方法 | ANAGRAMS
https://anagrams.jp/blog/basic-knowledge-of-personas/
個人的にモヤモヤしていた部分がクリアになって良かった。自社のこれまでを振り返って「理想の顧客」を言語化してみてもいいかも。
なぜ“深夜の書店”に若者が集まったのか 紀伊國屋書店「夜通しフェス」完売の舞台裏 | ITmedia ビジネスオンライン
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2602/15/news002.html
前提として、夜中を「楽しみたい」潜在需要はあると思う。ただ、夜中に「楽しめる」ところって少ないんですよね(「遊べる」はある)。こういうイベントがもっと広がったら楽しい。
「×」ボタンをタップしても消えない――「UI偽装広告」が壊すデジタル社会の常識|ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2602/04/news050.html
最近のネット広告、本当に巧妙ですよね~。しかも、今まで広告が出なかったサイトにもどしどし広告が出るようになってきた。ネット離れが進むんじゃないかと思うくらい。
今週の名言
最近やめて良かったこと | Fish&Co.
https://fishingandcoffee.com/?p=32430
ふだん何となく無意識でやってしまってることってありますよね?
テレビをつけっぱなしにしてるとか、ついついお菓子を食べ過ぎてしまうとかスマホばかり触ってしまうとか。そのせいで何か大切なものを失っているとしたら。。
そんなことをここ1、2年で考えるようになったのですが、まずは自分の行動に意識的になることが必要だと思うに至り、改めて自分の生活を振り返ってみました。そしてその中でやめたことを思いつくままに書き出してみました。
ビジネスも人生も「何を始めるか」よりも「何をやめるか」――。なんてかっこいいことを言うつもりもなくて、ただ単純にスパッと止められる人は素晴らしい。
コラムを見てもらえればわかると思いますが、やめたことが15個以上出てきます。「ああ、こんなことまでやめられるんだ」と勉強になる。
ちょっとやめるだけで、めちゃくちゃ楽になるんですよね。そして、やめたら入ってくるのも人生。
「新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ」は以下の専門家が連載しています。
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プロにこう言ってもらえると、なんだか少し安心しますね。
新規事業って「成功しなきゃいけない」みたいな空気が充満しているじゃないですか。「ヒット」の定義もさることながら、まずは「大失敗しない」ことをめざせば良い。そうすれば、次につなげることができる、ってわけですよね。
プロダクト開発自体に予算がかかるとキツいですが、やはり基本は「これがダメなら次はこれ」の状態を作れるか否かな気がします。