アマゾン日本事業の2025年(2025年1-12月)売上高は円ベースで4兆6338億8800万円だった(2025年の平均為替レートを1ドル=151円で換算)。米Amazonが公表した「年次報告書」から、2025年のAmazon日本事業、米Amazonの状況をまとめた。
アマゾン日本事業の売上高推移(ドルベース)
日本事業のドルベースでの売上高は前期比12.0%増の306億8800万ドル(2024年の日本事業売上高は274億100万ドルで前の期比5.4%増)。全売上高に占める日本事業の割合は4.3%で、前年比は横ばいとなった。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングが公表している2025年の年間平均為替レート「1ドル=150.71円」(TTB)を参考に、1ドル=151円で換算した場合、日本円ベースの日本事業売上高は4兆6338億8800万円。
2025年も日本円ベースの売上高は大きく拡大した。日本円ベースの売上高について、1ドル=151円で換算した2024年は4兆1375億5100万円、2023年は3兆6662億8200万円だった。
アマゾン日本事業の売上高は直販ビジネスのほか、第三者による販売(マーチャント売り上げ)の手数料収入、FBA利用料金、定期購入サービス、AWS(Amazon Web Service)などが含まれる。
米Amazon、アマゾンジャパンともに流通総額は公表していないが、「Amazon」グローバル流通総額に占める販売事業者経由の割合は6割程度に達しており、日本も同様の流れにあると見られる。
全体の流通総額のうち第三者による販売は6割程度、手数料収入は平均して第三者販売額の約10%、FBA売上は約20%などと数値を仮定し、全社売上の構成比率などから「Amazon.co.jp」の流通総額を推計すると6兆円に達していると見られる。
グローバルの販売状況
2025年(2024年1-12月)連結業績によると、売上高は前期比12.0%増の7169億2400万ドルだった
売上高の内訳は次の通り。
- 仕入れ商品などによる製品売上(直販売上、デジタルメディアコンテンツなど含む)→ 2692億8700万ドル(前期比前9.0%増)
- 第三者販売サービス売上など(第三者が販売するサービスに関する手数料売上、FBA利用収入など)→ 1721億6200万ドル(同10.6%増)
- 定期購入売上(サブスクリプションサービス売上)など(「Amazon プライム」の会員費など)→ 496億1900万ドル(同11.8%増)
- AWS(Amazon Web Service)→ 1287億2500万ドル(同19.7%増)
- 実店舗売上(主にホールフーズの売り上げ)→ 225億6100万ドル(同6.3%増)
- 広告サービス→ 686億3500万ドル(同19.7%増)
- その他(クレジットカード契約などの売上高)→ 59億3500万ドル(同9.4%増)
Amazonの売上高の内訳
地域別の売上高は次の通り。Amazon全体の売上高に対して日本事業が占める割合は前年比横ばいの約4.3%。
- アメリカ → 4896億5700万ドル(前期比11.8%増)
- ドイツ → 459億万ドル(同12.3%増)
- イギリス → 432億1200万ドル(同14.2%増)
- 日本 → 306億8800万ドル(同12.0%増)
- その他 → 1074億6700万ドル(同14.5%増)
