ホームセンター大手のコメリが発表した2026年3月期連結決算によると、EC売上高は前期比12.8%増となった。2025年3月期のEC売上高は221億円だったことから、2026年3月期のEC売上高は推定で約250億円に拡大したと見られる。EC化率は前期比0.7ポイント増の6.8%だった。

2026年3月期は、1200店舗超のリアル店舗網を生かした「BOPIS(ECで注文し、店舗で受け取るサービス)」を推進。ECサイトでは約52万SKUを取り扱い、全国の店舗で送料無料の店舗受け取りに対応している。ネットとリアルの連携が進み、EC注文商品の店舗受取比率は80%を超えたという。
2026年3月期の連結業績は、売上高が前期比1.6%増の3853億8400万円、営業利益が同2.9%増の230億5500万円、経常利益が同5.2%増の233億9500万円、当期純利益が同6.7%増の146億4500万円だった。PB(プライベートブランド)商品の販売拡大や農業資材の堅調な販売に加え、為替影響、新規出店や業態転換による売上増などが増収増益に寄与した。
コメリは「第4次中期経営計画(2026年3月期〜2028年3月期)」において、2028年3月期にEC売上高500億円、EC化率10%以上をめざす方針を掲げている。
同中計では2028年3月期の売上高は4500億円、営業利益320億円を目標としている。重点施策としてホームセンター商材が入手困難な地域への出店強化、商品力強化、物流体制強化、BtoB販売の強化、リフォーム事業の拡大などを掲げている。また「ネットとリアルの融合」とし、EC強化も重点施策の1つにあげている。

