アーバンリサーチは、オムニチャネル戦略の推進に向けて基幹システムを刷新し、3月から全面稼働を開始した。フューチャーアーキテクトが開発したアパレル基幹プラットフォーム「FutureApparel」と、オムニチャネル戦略支援サービス「OmnibusCore」を導入。実店舗、自社EC、外部ECで分散管理していた商品・在庫情報を一元化し、店舗とECのシームレスな運営体制を強化する。
アーバンリサーチは「すごいをシェアする」を企業理念に掲げ、メンズ・レディースウェアの企画・製造・販売を手がけるアパレル企業。ライフスタイルに応じた多様なブランドを展開している。
中核となる「FutureApparel」は、フューチャーアーキテクトがアパレル業界向けシステム開発の実績を基に体系化した基幹プラットフォーム。マスタ管理、発注・仕入管理、在庫コントロール、入出荷管理、伝票管理など、アパレル特有の基幹業務を包括的にカバーする。
個社ごとの業務や運用ルールに柔軟に対応できるほか、販路・商流・商材の変化にも適応しやすい構造を備える。カラーやサイズバリエーション、SKU・FKU運用に対応したUIも特長だ。
「OmnibusCore」は、実店舗、自社EC、外部モールで分散していた商品・在庫情報を統合管理するプラットフォーム。チャネル横断でデータを連携し、運用負荷や販売機会損失の低減につなげる。
EC注文に対しては、EC倉庫だけでなく店舗在庫も自動で参照し、店舗状況や在庫引当の優先度に応じて出荷元を振り分ける。これにより、在庫活用の最適化とオペレーションコストの抑制、販売機会の最大化を図る。
アーバンリサーチは、新システムの導入によりオムニチャネル戦略を加速、商品開発の高度化や顧客サービスの向上もめざす。在庫補充の自動化や在庫引当機能の強化を通じて、業務効率化と生産性向上にもつなげる考えだ。
変化の激しいアパレル市場において持続的な成長を実現するため、基幹システムの全面刷新を実施した。フューチャーアーキテクトは単なるシステム構築にとどまらず、アーバンリサーチのビジネスの本質を踏まえた業務プロセスの抜本的な見直しに大きく貢献した。この新システムはDXを加速させる基盤になると確信している。(アーバンリサーチ 竹村圭祐社長)
「FutureApparel」はフューチャーアーキテクトが培ってきた大規模基幹刷新の知見とノウハウを基に開発した独自ソリューション。今後もアーバンリサーチの成長に貢献するとともに、AIなどのテクノロジー活用により進化させていく。(フューチャーアーキテクト 齋藤洋平社長)
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