マーケットエンタープライズが実施した「行楽シーズンにおけるリユースに関する意識調査」によると、45.4%がGW(ゴールデンウィーク)時期に所有物の売却を検討していることがわかった。売りたいものは家電が最も多く、PC・タブレット端末、カメラが続いている。ほしいものは家電、PC・タブレット端末、携帯電話・スマホが多い。
調査対象は、マーケットエンタープライズが運営する総合ネット買取サービス「高く売れるドットコム」のユーザー(10~70代)1032人。調査期間は2026年4月10日~19日。
約6割が「自宅で過ごす」
2026年のGWの予定は、最多が「自宅でゆっくり過ごす」で58.5%となっており、「旅行(11.8%)」の約5倍だった。2番目に多かったのは「日帰りのお出かけ・レジャー」で23.6%、次いで「仕事」が20.5%。
ほしいもの、売りたいものの上位は家電とPC/タブレット
GWの時期に欲しいもの、売りたいものは、どちらも1位が「家電」、2位が「PC・タブレット」だった。欲しいものの3位は「携帯電話・スマホ」、売りたいものの3位は「カメラ(一眼レフ、ビデオカメラ、アクションカメラ、レンズなど)」となっている。
また、全体の45.4%が、GW(行楽シーズン)に向けて「売りたいものがある」と回答。売りたい理由は、「ゴミとして処分するのがもったいない・抵抗がある」(233人)が最も多く、続いて「旅費や新しい商品への買い替え資金にしたい」(164人)、「物価高による節約・生活費の足しにしたい」(118人)だった。
年代が上がるほど高額化、シニア層は「10万円以上」が最多
直近1年でのリユース品の売却経験・購入経験は、10代では「1万~3万円」が37.5%と最も高く、「~5000円」が12.5%、「3万~5万円」が25.0%、「5万~10万円」が25.0%だった。
20代~40代では価格帯の分布が分散しているものの、「1万~3万円」や「~5000円」などの中低価格帯が中心。一方で、年代が上がるにつれて「10万円~」の割合が徐々に増加し、40代では17.8%となっている。
50代以降では高価格帯の割合がさらに高まり、「10万円~」は60代では29.4%、70代以上では36.9%と高い割合を占めた。また、「5万~10万円」も年代とともに増加しており、シニア層ほど高額商品の売却が多い傾向が見られた。
年代ごとに異なる売却品目
売却品目は、若い世代である20〜30代はファッション中心、シニア世代の60〜70代はカメラ・オーディオ中心となり、年代によって売却する商品カテゴリが異なっている。
年代別に売却品目の上位を見ると、20代では「PC・タブレット端末」が36.0%で最も高く、「ファッション」が25.8%、「家電」が21.3%、「携帯電話・スマホ」が19.1%だった。
30代~40代では「ファッション」が最も多く、30代で35.1%、40代で29.9%だった。「PC・タブレット端末」(30代では27.3%、40代では28.7%)や、「家電」(30代では26.6%、40代では28.2%)も上位に入った。
50代では「ファッション」が29.2%で最多。これに続き、「PC・タブレット端末」が28.5%、「カメラ」が23.5%、「家電」が20.9%となっている。60代では「カメラ」が29.4%で最も多く、「ファッション」は23.5%、「PC・タブレット端末」は21.4%、「オーディオ機器」は20.9%だった。
70代以上では「カメラ」が41.7%と突出して多く、「楽器」が27.4%、「オーディオ機器」が25.0%、「家電」が16.7%、「貴金属・ジュエリー」が15.5%だった。
マーケットエンタープライズは「日本製カメラは海外需要が高く、近年活発に取引されている。国内でもレトロブームにより若い世代にデジカメが人気で、古い機種でも売買されている」と解説している。
売却理由、若い世代ほど「生活費の足し」
売却の理由を世代別で見ると、若い世代ほど「物価高による生活費の足しにしたい」という回答が多い。
「ゴミとして処分するのがもったいない」が各年代で高い割合を占めており、10代が30.0%、20代が17.5%、30代が23.2%、40代が19.5%、50代が20.7%、60代が26.2%、70代以上が25.3%だった。
「物価高による節約・生活費の足しに」は10代で30.0%と最も高く、20代が17.5%、30代が16.5%、40代が10.3%、50代が8.3%、60代が10.3%、70代以上が8.8%だった。
「旅費や新しい商品への買い替え資金に」は年代が上がるにつれて増加傾向にあり、10代が10.0%、20代が13.4%、30代が14.6%、40代が16.8%、50代が13.4%、60代が16.9%、70代以上が19.8%だった。
「連休前・連休中に部屋を片付けたい」は、10代が10.0%、20代が5.2%、30代が11.6%、40代が11.4%、50代が12.4%、60代が8.7%、70代以上が12.1%。
「引越しついでに手放したい」は全体的に割合が低く、10代が0.0%、20代が5.2%、30代が2.4%、40代が1.1%、50代が1.7%、60代が1.5%、70代以上が2.2%だった。
売却は年1回が中心、購入は若年層ほど高頻度
直近1年のリユース売却経験・購入経験は、「売却経験がある」が94.3%、「購入経験がある」が39.1%だった。
売却頻度・購入頻度を比較すると、「2~3カ月に1回以上」となる売却の高頻度層は21.8%、購入の高頻度層は38.9%。マーケットエンタープライズは「『売るのは年1回まとめて、買うのはこまめに』という傾向が見える」と指摘している。
年代別に不要品の売却頻度を見ると、10代では「2~3カ月に1回」が50.0%と最も高く、次いで「年に1回」が25.0%となっている。20代以降は「年に1回」の割合が高まり、20代では52.8%、30代では42.9%、40代では40.8%、50代では45.8%、60代では55.1%、70代以上では56.0%だった。
中古品の購入頻度を見ると、10代では「月1回以上」が42.9%と最も高く、「2~3カ月に1回」が14.3%となっている。
20代以降は「2~3カ月に1回」「半年に1回」「年に1回」の割合が増加。「2〜3カ月に1回」は20代では40.6%、30代では29.2%、40代では36.4%、50代では31.0%、60代では20.7%、70代以上では32.4%だった。
「半年に1回」の割合は特に20代から50代で多く、20代で37.5%、30代で34.7%、40代で26.0%、50代で32.0%だった。「年に1回」の割合は、特に60代以降で増加し、60代では40.2%、70代以上では41.2%だった。
調査概要
- 調査期間:2026年4月10日~19日
- 調査対象:「高く売れるドットコム」ユーザー(10代~70代)1032人
- 調査方法:インターネット調査
- 調査主体:高く売れるドットコム

