ジャパネットホールディングスは4月15日、グローバルでスタートアップ投資や大企業のイノベーション支援を手がけるペガサス・テック・ベンチャーズと共同で運用するCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)ファンドの規模を、約300億円まで拡大すると発表した。投資対象は生成AI、フィジカルAI(物理的な実体を伴うAI技術)、宇宙開発技術など。
共同運用するCVCファンドは、スポーツ・エンターテインメントやシニアの生きがい支援などの既存領域に加え、生成AIやフィジカルAI、宇宙開発技術といった最先端分野におけるメガベンチャーや次世代スタートアップへの戦略投資を目的としている。
ジャパネットグループは、「通信販売事業」と「スポーツ・地域創生事業」に共通する価値観として「見つける・磨く・伝える」を掲げている。この考えのもと、まだ広く知られていない魅力的な製品やサービスの発掘・発信を目的に、2021年にペガサスと約50億円規模のファンドを設立。これまでの約4年間で、SpaceX、OpenAI、Anthropic、xAIなど世界的スタートアップに投資し、成長実績を積み上げてきたことから、ファンド規模を約300億円へ拡大し、グローバル投資をさらに加速する。
加えて、無料BS局「BS10」でペガサス主催の「スタートアップワールドカップ」を放送するなど、「伝える」領域でも連携。世界の優れた技術やサービスを日本に届ける取り組みも強化する。
ジャパネットとは、この4年間で強い信頼関係を築いてきた。米国での確固たるポジショニングと、シリコンバレーを起点としたグローバルアクセスを活かし、世界のメガトレンドを牽引するスタートアップへの投資機会を提供してきた。今回の300億円ファンドでは、生成AI、フィジカルAI、宇宙開発技術といった領域で、戦略的にも財務的にもリターンが見込める投資をさらに加速させる。(ペガサス・テック・ベンチャーズ 創業者 兼CEO アニス・ウッザマン氏)
ジャパネットが大切にしている「見つける・磨く・伝える」という3つのステップのうち、世の中に埋もれた素晴らしいものを「見つける」領域において、グローバルなコミュニティを持つペガサスとのパートナーシップは非常に大きな力となっている。今後も、本ファンドを通じて、世界中の最先端技術を見つけ出し、お客様の生活をより豊かにする価値を創出していく。(ジャパネットホールディングス 髙田旭社長)
- この記事のキーワード

