ゴールドウインは4月24日、オリジナルブランド「Goldwin」の米国旗艦店「Goldwin New York」を、米ニューヨーク州マンハッタンのソーホーにオープンする。ロンドン、ソウルに続くグローバル旗艦店の展開で、米国東海岸でのブランド浸透と情報発信力の強化を図る。
出店場所は、ソーホーとノリータの境目に位置するLafayette Street(ラファイエット・ストリート)。スポーツ、アウトドア、ストリート、ラグジュアリーなど多様なカルチャーが交錯するエリアで、感度の高い顧客層への訴求を狙う。
Goldwin New Yorkの店舗面積は約163平方メートル。スキー、アウトドア、アスレチック、ライフスタイルウエアのほか、アクセサリーやバッグなど「Goldwin」ブランドの全カテゴリーを取り扱う。
同社は米国市場において、2019年11月から2025年10月までサンフランシスコで海外初の直営店「Goldwin San Francisco」を運営してきた。同店舗を起点にEC展開を進めるなかで、ニューヨーク州からの注文がカリフォルニア州に匹敵する水準で推移していたことから、東海岸市場の高いポテンシャルを確認。こうした実績と顧客ニーズの把握が、今回のニューヨーク出店につながったとしている。
ゴールドウインは現在、ブランドの美意識や丁寧なものづくりの知見をグローバル市場へ広げる戦略を推進している。世界に向けた高い発信力を持つ都市・エリアに厳選して出店する「グローバルニッチ戦略」のもと、プレミアムスポーツブランドとしての存在感を高めている。2024年4月に発表したグローバル成長プロジェクト「Goldwin 500」のもと、中国大陸での出店を加速。今年1月にはロンドン、2月にはソウルに出店している。
ニューヨークの店舗は、Goldwinが持つ機能性、審美性、都市と自然をつなぐ価値観を発信する拠点として位置付ける。ロンドンと並ぶグローバルな情報発信拠点として活用し、欧米での存在感を高めるとともに、東アジア圏への波及も狙う。
店舗空間は、ブランドの世界観を体現する設計とした。中央には環状の「社(やしろ)」を配置し、Goldwinのスタイルや理念を発信するステージとして機能させる。外観のガラスに面した外周部には12本の柱で構成したLEDスクリーンを設置し、自然映像やアーティスト作品などを映し出すことで、街に向けて変化し続ける表現を行う。内側には秋田杉の列柱を配し、日本の伝統美を感じさせる空間を演出する。
オープンに合わせて、実験的プラットフォーム「Goldwin 0」の機能ウエア「Goldwin 0 Performance Capsule」第2弾も発売する。研究開発施設「Goldwin Tech Lab」の技術と、クリエイティブディレクターのNur Abbas氏のデザインを融合したコレクションで、軽量性や汎用性を追求したランニングギアを展開する。
また発売を記念し、ランニング企画「Motion Studies」をニューヨーク、ロンドン、ソウル、杭州、東京・丸の内の世界5都市で同時開催する。

