ヤマトグループは3月24日、関西国際空港と新千歳空港を結ぶ貨物専用機(フレイター)の運航を開始した。北海道と関西エリアを結ぶ航空輸送ネットワークを強化し、生産者や事業者の商圏拡大、地域産業の活性化に貢献する狙いだ。
新たに運航を開始したのは、新千歳空港発・関西国際空港行きの「IJ438便」と、関西国際空港発・新千歳空港行きの「IJ439便」。運航ダイヤは、新千歳発が7時45分、関西着が10時15分、関西発が11時30分、新千歳着が13時30分となっている。
ヤマトグループのフレイターは、新鮮な生鮮食品や緊急性の高い貨物のスピード輸送に加え、旅客便の床下(ベリー)に収まらない大型貨物の輸送、通常は旅客便で扱えない一部化学原料などの危険物輸送にも対応できる点が強み。さらに、国際線との接続によるグローバルな輸送ネットワークの提供など、多様な物流ニーズに対応している。
新千歳空港と関西国際空港間のフレイター活用例として、国分グループ本社と連携した生鮮牛乳のスピード輸送事例を公表。国分グループはヤマトホールディングスとのパートナーシップ協定に基づく共創の一環として、新千歳空港―関西国際空港間のフレイターを活用し、北海道・余市郡から大阪府高槻市まで国分グループの関連会社である倉島乳業の生鮮牛乳を輸送した。長距離輸送ネットワークの強化と新たな輸送モードによる時間短縮により、北海道と関西の流通拡大や食の価値創造につなげる狙いがある。

