1位~10位
編集部からひと言
瀧川ランキングとは関係がないのですが、今後大きなキーワードとなるであろう「ロンジェビティ・エコノミー(長寿経済)」について触れます。
「ロンジェビティ・エコノミー」は、日本国内だけでも100兆円を超えるとされる50歳以上の世代がもたらす巨大な経済圏を指します。
若年層は「安さやトレンド」を求める一方、購買力と時間、そして「良質な体験」への投資を惜しまないのが50歳代以上の世代。この成熟した世代はデジタルを使いこなし、健康、学び、趣味といった「自己実現」への意欲を失っていないとされています。
加齢を肯定し、QOLを向上させる「信頼」を売って成功を続けているのがハルメクホールディングス。単なるシニア向け商品の販売ではなく、加齢に伴う変化を肯定的に捉え、ライフステージに寄り添う「伴走型」のコマース体験を提供しています。
100兆円市場とされる「ロンジェビティ・エコノミー」はやはり目が離せません。使いやすいUI、テクノロジーとホスピタリティを掛け合わせ、接客、コミュニティ形成などがこの商機を開拓するカギとなりそう。ぜひ2026年以降、このワードに注目してください。
藤田猛暑や大雪、豪雨など、天候に関連した記事が16と多くランクインしていました。また、アスクルさんのランサムウェア被害、駿河屋さんの不正アクセス被害など、セキュリティ関連の記事も見受けられます。
2024年に引き続き、物流関連の記事も多かったのが印象的な一方で、AI関連の記事があまり多くなかったことが意外でした。AIの話を聞かない日はないなぁと思うほどなので。2026年はどのような活用事例などが出てくるのか、注目しています。
高野2025年は物流関連の話題が多くランクインした印象です。米国・トランプ政権による「免税措置(デミニミス)待遇の停止」に伴う配送キャリアへの影響、ヤマト運輸さんによる、全国一律420円で荷物が送れる小型配送商品「こねこ便420(よんにーまる)」の普及、日本郵便さんが2月に開始した法人向け小型荷物の新サービス「ゆうパケットパフ」など。
また、アスクルさんのランサムウェア被害をはじめとした不正アクセスの被害・事業者による対応にも大きな注目が集まりました。
このほか、しまむらグループさんのECサイト・アプリ統合、良品計画さんのブックカフェ運営開始など、ニトリホールディングスさんの総合職社員の月例給アップなど、大手事業者の動向にも関心が寄せられています。
2026年は企業のセキュリティ対策やAI活用施策がますます進みそう。注視していきます。
11位~20位
21位~30位
31位~40位
41位~50位
51位~
※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。