利用しているQRコード決済の上位は「PayPay」「楽天ペイ」「d払い」。普段利用している支払い方法トップは「現金」
MMDLaboが運営するMMD研究所が実施した「2025年1月決済・金融サービスの利用動向調査」によると、利用しているQRコード決済のトップは「PayPay」で65.1%だった。予備調査は18歳~69歳の男女2万5000人、期間は2025年1月10日~1月14日。
普段利用している支払い方法トップは「現金」
調査対象者に普段利用している支払い方法について、直近1か月の支払い方法の割合を聞いたところ、最多は「現金」(77.0%)で、次いで「クレジットカード」(57.0%)「QR・バーコード決済」(46.7%)だった。
年代別で見ると、「現金」は10代(83.0%)、「クレジットカード」は60代(69.4%)、「QR・バーコード決済」は40代(49.5%)、「非接触の電子マネー」は60代(38.9%)、「クレジットカードブランドのタッチ決済」は60代(29.9%)、「デビットカード」は20代(7.4%)がそれぞれ最多だった。
利用しているクレジットカード上位は「楽天」「PayPay」「イオン」
クレジットカードの利用について聞いたところ、77.8%が「利用している」と回答した。
クレジットカード利用ユーザーに現在利用しているクレジットカードを聞いたところ、「楽天カード」(53.6%)が最も多く、次いで「PayPayカード」(20.3%)「イオンカード」(19.6%)だった。
利用しているQR・バーコード決済上位は「PayPay」「楽天ペイ」「d払い」
調査対象者のうち、スマートフォンを所持しているユーザーにQR・バーコード決済の利用について聞いたところ、72.5%が「利用している」と回答した。
QR・バーコード決済利用ユーザーに現在利用しているQR・バーコード決済について聞いたところ、「PayPay」が65.1%で最も多く、次いで「楽天ペイ」が36.0%、「d払い」が28.6%だった。
非接触決済、スマートフォン式のトップは「モバイルSuica」
スマートフォン所有者にスマートフォン式の非接触決済について聞いたところ、37.4%が「利用している」と回答した。
スマートフォン式の非接触決済利用ユーザーに現在利用している非接触決済を聞いたところ、「モバイルSuica」(33.1%)が最多で、次いで「Visaのタッチ決済」(23.0%)「楽天Edy」(17.0%)だった。
カード式の非接触決済は「Visaのタッチ決済」がトップ
カード式の非接触決済の利用について聞いたところ、58.8%が「利用している」と回答した。
カード式の非接触決済利用ユーザーに現在利用している非接触決済について聞いたところ、トップは「Visaのタッチ決済」(37.4%)で、「WAONカード」(29.0%)「Suica」(26.0%)と続いた。
利用している銀行口座上位は「ゆうちょ」「楽天」「三菱UFJ」
銀行口座の利用について聞いたところ、86.3%が「利用している」と回答した。
銀行口座利用ユーザーに現在利用している銀行口座を聞いたところ、「ゆうちょ銀行」が56.8%で最も多く、次いで「楽天銀行」が28.4%、「三菱UFJ銀行」が25.6%だった。
利用している証券会社の上位は「楽天」「SBI」「野村」
証券会社の利用について聞いたところ、33.6%が「利用している」と回答した。性別で見ると、男性は41.4%、女性は25.6%だった。
証券会社利用ユーザーに現在利用している証券会社を聞いたところ、「楽天証券」(41.2%)が最も多く、次いで「SBI証券」(33.3%)「野村證券」(15.7%)だった。
調査実施概要
- 調査タイトル:「2025年1月決済・金融サービスの利用動向調査」
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2025年1月10日~1月14日
- 調査対象:18歳~69歳の男女
- 有効回答:25000人
- 設問数:13問