オイシックス・ラ・大地は12月18日、メインスポンサーを務めるプロ野球チーム「オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ」で、2026年1月に桑田真澄氏がCBO(チーフ・ベースボール・オフィサー)に就任すると発表した。CBO就任にあわせて、特別商品の販売やキャンペーンも実施する。
桑田氏はPL学園高校時代に甲子園で2度の優勝、2度の準優勝を経験。1986年に読売ジャイアンツに入団し、通算173勝、沢村賞やセ・リーグMVPなど数々のタイトルを獲得した。2007年には米メジャーリーグのピッツバーグ・パイレーツでもプレー。引退後は大学院でスポーツ科学を学び、東京大学や読売ジャイアンツのコーチ、二軍監督などを歴任するなど、指導・育成分野でも豊富な実績を持つ。
食品宅配サービス「Oisix」では、桑田氏のCBO就任を記念した2つのキャンペーンを展開。新規利用者向けには、現役時代の背番号「18」にちなんだ18品入りの「桑田真澄氏CBO就任記念おためしセット」を1週間限定で販売する。既存会員向けには「桑田真澄氏CBO就任記念セール18%OFF」キャンペーンを実施。おためしセットの販売期間は12月18日(木)午前11時から12月25日(木)午前10時までとなっている。
今回就任したCBOの主なミッションは、「強く、愛され、選ばれる球団」の実現に向けた球団文化とブランドの構築。桑田氏は、首脳陣や選手、スタッフを統括的に俯瞰(ふかん)し、球団の基盤強化・発展、チーム編成の強化を担う。具体的には、監督・コーチ・スタッフへの助言や指導、選手育成メソッドの考案、練習環境の整備、選手評価など、幅広い領域で貢献する予定だ。
「オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ」は、NPB(日本野球機構)入りをめざす若手や再起を図る中堅・ベテラン選手で構成。2025年には球団史上最多となる3人(本指名1人、育成指名2人)がドラフト指名されるなど、着実に成長を遂げている。今後もNPBへの選手輩出や持続的な育成メソッドの確立が課題となっており、桑田氏は技術指導だけでなく、プロフェッショナルとしての心構えや球団独自の文化作りを担ってもらう。
「“ふるさとのプロ野球”による地方創生」を理念に掲げ、新潟県の地域活性化と地域貢献をめざす「オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ」。2023年11月にオイシックス・ラ・大地と資本提携し、共同経営体制を構築。2024年シーズンからはNPBファーム・イースタン・リーグに参入し、2025年はリーグ7位、観客動員数はリーグ2位を記録するなど、着実に基盤拡大を進めている。
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