間接資材のECサイト「モノタロウ」を運営するMonotaRO(モノタロウ)は2月4日、中堅・大企業向け購買管理システム事業を「エンタープライズ事業」と再定義し、サービス総称を「エンタープライズモノタロウ」へ刷新すると発表した。
連携企業は5900社超、売上高は1063億円に拡大
モノタロウは、コスト削減や業務効率化に加え、データ可視化によるガバナンス強化が多くの企業で重要課題になっていると説明。顧客ニーズに合わせて多様な連携形態を提供してきた結果、連携企業は5900社を超えたとしている。
エンタープライズ事業の2025年12月期売上高は前年比23.5%増の1063億円となり、売上構成比は32.9%まで拡大。こうした成長を踏まえ、サービス体系を「エンタープライズモノタロウ」として再定義し、検討から導入までのプロセスをより円滑にすることで、企業全体の購買DXを支援していく。
モノタロウは、サービスの違いが明確になることで、顧客が自社に合った連携形態を選びやすくなるとしている。
2つのソリューションで約2885万点の間接資材購買に対応
「エンタープライズモノタロウ」は、組織全体の購買課題を包括的に解決するサービスの総称として位置付ける。顧客のシステム環境に応じて2つのソリューションを展開し、いずれも約2885万点の間接資材を購入できるという。
モノタロウ PunchOut(パンチアウト)
顧客がすでに利用している購買管理システムとモノタロウを連携させることで、間接資材購買をシームレスに集約。管理工数を大幅に削減するとしている。
モノタロウ ONE SOURCE Lite(ワンソース ライト)
購買管理システムを持たない企業向けに、最短2週間で導入でき、導入費・運用費0円で購買の可視化と効率化を実現する「EC一体型購買管理ソリューション」とする。拠点や現場ごとに異なる購買手段を統一し、業務プロセスコストの削減につなげる狙いだ。
ロゴも刷新
モノタロウは「エンタープライズモノタロウ」のロゴデザインも刷新した。基盤ブランドである「モノタロウ」の親しみやすさと信頼感をベースに一体感を保ちながら設計し、配色や形状、細部のデザインで堅実さ・堅牢さを表現したという。各ソリューションの視覚的イメージを統一することで、エンタープライズ事業が提供する一貫した価値を伝えるとしている。
導入企業内での浸透支援を強化、2026年12月期は1279億円を計画
モノタロウはエンタープライズ事業の強化に向け、導入企業の本社・拠点の取りまとめ担当者と連携し、企業内・拠点内への浸透活動を推進する。具体的には、社内ポータルやイントラへの掲載を進めて認知向上を図るほか、取りまとめ担当者の問い合わせ対応負担の軽減につなげる。
導入支援としては、現地またはオンラインでログイン方法や操作方法を説明する利用説明会を実施。さらに、社内・拠点内ユーザー向けの販促では、導入企業側の取りまとめ担当者と連携し、エンドユーザーの利用増に向けた販促活動も行うとしている。
こうした取り組みを通じ、モノタロウは2026年12月期のエンタープライズ事業売上高を前期比20.4%増の1279億円、売上構成比34.7%を計画している。