鳥栖 剛[執筆] 7:00

マッキンゼーがこのほど公表した成長産業などを予測するレポートによると、成長産業のトップに「Eコマース」、2位には「AI&ソフトウェア」をあげた。

レポートでは今後18の「アリーナ」(ビジネス環境を一変させる可能性を秘めた産業のことを指す)によって世界経済は変化し、2040年までに29兆ドルから48兆ドルの収益を生み出す可能性があるとした。

ECは未来のスピード成長産業で断トツ1位。AIソフトウェア&サービスは2位【マッキンゼーのレポート】
18のアリーナのうち「Eコマース」が成長トップに(画像はマッキンゼーのHPから編集部がキャプチャ)

18のアリーナのうち、「Eコマース」を成長産業のトップにあげた。2022年に4兆ドルだったEコマースの売上高は、2040年に14兆ドル~20兆ドルに成長すると予測。2022年から2040年までのCAGR(年平均成長率)は7〜9%になるとした。利益は2800億ドル~1兆円、CAGRは2〜5%になると推定している。

成長産業の2位は「AIソフトウェア&サービス」。売上高は2022年に850億ドルから、2040年に1兆5000億ドル~4兆6000億ドルまで成長すると予測している。2022年から2040年までのCAGRは17~25%。利益は2300億ドル~9200億ドル、CAGRは15~20%と推定した。

18のアリーナには、「クラウドサービス」「デジタル広告」などをピックアップ。新興の成長産業のアリーナとして「自動運転シェアカーサービス」「宇宙」「サイバーセキュリティ」などをあげた。

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