最も活用しているポイント上位は「楽天ポイント」「dポイント」「PayPayポイント」。経済圏の総合満足度トップは「PayPay経済圏」
MMDLaboが運営するMMD研究所が実施した「2025年1月ポイント経済圏のサービス利用に関する調査」によると、61.0%が「経済圏を意識してサービスを利用している」と回答し、総合満足度が最も高い経済圏は「PayPay経済圏」だった。
予備調査は18歳~69歳の男女2万5000人、本調査は6つの経済圏(ドコモ、au、PayPay、楽天、イオン、Vポイント)のメイン利用ユーザー2500人が対象。期間は2025年1月10日~1月14日。
最も活用している共通ポイント上位は「楽天ポイント」「dポイント」「PayPayポイント」
予備調査対象者に現在活用している共通ポイントと、そのなかで最も活用している共通ポイントを聞いた。その結果、現在活用している共通ポイントは「楽天ポイント」(57.2%)が最多で、次いで「Vポイント」(39.1%)「PayPayポイント」(38.5%)だった。
最も活用している共通ポイントでは「楽天ポイント」(33.2%)が最も多く、次いで「dポイント」(14.9%)「PayPayポイント」(13.6%)だった。
最も意識している経済圏トップは「楽天経済圏」
経済圏を意識しているか聞いたところ、「意識している」が61.0%、「意識していない」が39.0%だった。
ポイント経済圏別に見ると、「意識している」割合が最も多いのは「楽天経済圏」(43.9%)で、次いで「PayPay経済圏」(29.2%)「Vポイント経済圏」(26.7%)だった。
意識している経済圏、前回調査から最も伸びたのは「イオン経済圏」
ポイント経済圏を意識しているユーザーに、最も意識している経済圏を聞いたところ、トップは「楽天経済圏」(43.6%)、次いで「PayPay経済圏」(17.8%)「ドコモ経済圏」(16.2%)だった。2024年7月の調査と比較して最も伸びているのは「イオン経済圏」で0.4ポイント増加、最も減っているのは「PayPay経済圏」で0.6ポイント減だった。
経済圏意識のきっかけ、楽天は「ECサイト」、ドコモとauは「モバイル」
ポイント経済圏メインユーザーに、共通ポイントを貯めたり使ったりするためにメイン利用している経済圏を意識し始めたきっかけを聞いた。
経済圏別に結果をみると、「楽天経済圏」は「ECサイト」(35.2%)、「PayPay経済圏」は「QR・バーコード決済」(46.0%)、「ドコモ経済圏」は「モバイル通信」(27.6%)、「au経済圏」は「モバイル通信」(26.2%)、「Vポイント経済圏」は「ポイントカード」(41.2%)、「イオン経済圏」は「電子マネー」(40.8%)がそれぞれトップだった。
総合満足度トップは「PayPay経済圏」
メイン利用している経済圏の総合満足度を聞いたところ、「満足」と「やや満足」を合わせて満足している割合は「PayPay経済圏」(79.0%)がトップ、次いで「イオン経済圏」(76.4%)「楽天経済圏」(76.0%)だった。
2024年7月の調査と比較すると、満足している割合が最も伸びているのは「au経済圏」で5.6ポイント増加した。
調査実施概要
- 調査タイトル:「2025年1月ポイント経済圏のサービス利用に関する調査」
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2025年1月10日~1月14日
- 調査対象:【予備調査】18歳~69歳の男女、【本調査】ポイント経済圏のメイン利用ユーザー(ドコモ経済圏(n=500)、au経済圏(n=500)、PayPay経済圏(n=500)、楽天経済圏(n=500)、イオン経済圏(n=250)、Vポイント経済圏(n=250))
- 有効回答:【予備調査】25000人、【本調査】2500人
- 設問数:【予備調査】13問、【本調査】9問