明太子発祥“ふくや”の味をおにぎりで楽しめる「ふくや東京羽田店」。お土産店から「おにぎり+博多土産」店にリニューアル
明太子の製造・販売を手がけるふくやは2月28日、羽田空港第1ターミナル地下1階に「ふくや羽田空港店」をリニューアルオープンした。
1993年から出店している漬物や明太子などの博多土産を売る「ふくや東京羽田店」を刷新。店内に厨房を設置し、ふくやの明太子を使用したおにぎりの提供、博多土産を販売する店舗にリニューアルした。
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明太子を使用した握りたてのおにぎり、味噌汁など“地元の味”を羽田空港を利用する旅行者に提供する。メニューは、定番の「味の明太子」のほか、「バター醤油とほたて貝柱明太子」などを提供するほか、福岡のソウルフード「かしわおにぎり」をふくやオリジナルに仕上げたおにぎりも販売する。
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リニューアルオープンした「味の明太子ふくや羽田空港店」は、羽田空港国内線第1旅客ターミナル地下1階。営業時間は午前7時30分から午後7時まで。おにぎりのラストオーダーは午後6時。店休日は施設に準じる。
ふくやは1948年の創業。明太子発祥の店と言われ、創業者は“元祖”を名乗らず製法をあえて公開、博多の地にさまざまなブランドの明太子が生まれる基盤を作ったという。2013年に放映されたテレビドラマ「めんたいぴりり」は創業者の川原俊夫氏をモデルに描いたことで知られている。
現社長の川原俊夫氏は創業者の孫にあたる。そのふくやは現在、明太子の製造・販売を中心に通販・EC、実店舗、卸事業などで事業を展開。通販・ECビジネスへ積極的に取り組む企業として知られ、通販・デジタルマーケティング界隈でも知名度が高い。
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