買い物するだけで「推し」を支援できるペット用品EC。購入金額の10%が保護団体への寄付になるサイトがオープン

フリーフルはECサイトの開設を通じて、動物保護の支援にあたり、ユーザーの追加負担ゼロ、保護団体側の負担ゼロの仕組みを構築した

大嶋 喜子[執筆]

7:00

ペット用品の販売を手がけるフリーフルは2月10日、購入金額の10%を保護団体へ寄付する通販サイト「PETKIFU(ペトキフ)」を開設した。「PETKIFU」のユーザーはペットフードやグッズを購入する際、応援したい「推し」の保護団体を選ぶと、その団体に購入金額の10%が寄付される。

「PETKIFU」トップページ(画像はサイトから編集部が追加)
「PETKIFU」トップページ(画像はサイトから編集部が追加)

「PETKIFU」は、過去に保護活動の現場で資金難・物資難に直面したフリーフルの代表が、「現場に負担をかけず、持続可能な支援の仕組み」をめざして開設した。

サイトの特長は、ユーザーが買い物するだけで保護団体を支援できること。そのほか、「保護団体の負担金ゼロ」「支援先の高い透明性」も強みという。「保護団体」に対し、登録料、掲載料、システム利用料などは一切請求しない。保護団体は事務作業を増やすことなく、毎月の継続的な支援金、必要な物資を受け取ることができる。支援先は、フリーフルの代表が直接対話をし、信頼できる団体のみを厳選して掲載するため、「誰に届いたか」が明確という。

「PETKIFU」の利用イメージ。ユーザーが選んだ支援団体に購入金額の10%が寄付される
「PETKIFU」の利用イメージ。ユーザーが選んだ支援団体に購入金額の10%が寄付される

フリーフルが現在、提携している保護団体は「ピースワンコ・ジャパン」「一般社団法人動物保護団体わんらぶ」「Dog supplies micasa (ミカサ)」「つばめねこ」など。2月10日のサイトオープンを皮切りに、全国の信頼できる保護団体との提携を拡大し、「保護活動が職業として成り立つ社会」の実現をめざすとしている。

ユーザーは「PETKIFU」で買い物するだけで動物保護の支援ができる
ユーザーは「PETKIFU」で買い物するだけで動物保護の支援ができる

近年、法改正や意識の変化により、ペットの殺処分数は劇的に減少している一方、殺処分を免れた命の多くは保護団体などが引き取り、里親が見つかるまで飼育費や医療費を負担し続けている。また、多頭飼育崩壊や飼育放棄の問題が深刻化しており、保護団体は慢性的な資金不足と人手不足に悩まされているという。フリーフルはこうした背景を踏まえて「PETKIFU」を開設した。

全国の犬・猫の殺処分数の推移
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