GMOメイクショップと子会社のGMOグローバルECは2月9日、国内事業者が海外の主要ECモールへ無料で出品・販売できる越境EC支援サービス「Japan Finds byGMO(海外ECモール販売)」の提供を開始した。
「Japan Finds byGMO」は、EC構築SaaS「makeshop byGMO」と連携し、海外モールへの商品登録、多言語翻訳、決済、国際配送、顧客対応までをワンストップで支援。国内ECと同様の運用フローのまま、海外販路を拡大できる環境の構築をめざす。
国内EC市場が拡大する一方、人口減少や需要成熟を背景に、企業の持続的成長には海外市場の開拓が不可欠になりつつある。ただし、越境ECは多言語対応、決済、物流、各国の法規制などに関する専門知識やリソース不足が参入障壁になっている。
GMOメイクショップとMOグローバルECはこうした課題を解決する狙いで、「Japan Finds byGMO」の提供を始めた。提供開始に先立つ事前登録では、中小規模のEC事業者を中心に200社超の申し込みがあったという。
「Japan Finds byGMO」は、eBayなど海外の主要ECモールに対し、自社ECで取り扱う商品を出品できる越境EC支援サービス。「makeshop」利用事業者は、「申し込み・審査」「商品連携」「注文情報をもとに国内倉庫へ商品を納品」という3ステップで海外販売を開始できる。輸出手続きや海外顧客からの問い合わせ対応は「Japan Finds byGMO」が代行する。
これまでモールごとに個別対応が必要だった商品登録、多言語翻訳、海外配送、問い合わせ対応などのオペレーションを大幅に削減できるという。今後は、AIによる情報最適化(商品名・説明文の意訳や不足情報の補完生成)や、重量データの自動補正・登録といった機能追加も予定している。
海外販売に伴う追加のサービス利用料は発生せず、初期費用、月額料金、販売手数料、国外配送料を含め、「Japan Finds byGMO」の利用に関する費用はすべて無料としている。利用は、「makeshop」管理画面から申し込み後、審査(3~5営業日)を経て商品掲載が始まる。
2026年2月時点で、「Japan Finds byGMO」およびeBayへの出品対応から開始し、今後はWalmart、Amazon、Lazadaなど海外ECモールとの連携拡大や新機能開発を進める方針だ。
提供開始を記念し、「makeshop」を新規で利用する事業者向けに、最大6か月間の月額無料(条件達成で最大12か月)となるキャンペーンも実施する。申込期間は2026年2月9日~3月31日で、100社限定としている。
なお、GMOメイクショップは2026年1月、日本企業のグローバル展開を支援する越境ECプラットフォーム「j-Grab Mall(ジェイグラブモール)」を提供するジェイグラブの全株式を取得。ジェイグラブはGMOメイクショップの子会社となり、社名を「GMOグローバルEC株式会社」に変更した。
